クリスマスケーキを作りたいけど「お菓子作りは苦手」「ケーキ作りまで手が回らなそう」と諦めているワーママは多いのではないでしょうか。そこで今回はスポンジケーキを焼く代わりに市販のビスケットを使うことで、オーブンも特別な技術も必要ない、15分でできるクリスマスケーキのレシピを紹介します。仕上げをお子さんに任せられる工夫もしたので、親子でお菓子作りを楽しんでください。

オーブン不要のクリスマスケーキ

このレシピでは、スポンジケーキの代わりに牛乳に浸したビスケットを使うことで、大幅な時短と手軽さを追求しました。普通のショートケーキに比べて工程がかなり少ないので、平日でも気軽に作ることができますよ!

【材料】(17×12cmのグラタン皿)
ビスケット 12枚
牛乳 80ml
生クリーム 150ml
グラニュー糖 15g
フルーツ 適量

【作り方】
1.生クリームに砂糖を入れて泡立て、フルーツをトッピングに使うものを除いてスライスする。

2.牛乳をレンジで人肌に温めたら深皿に入れ、ビスケットを10秒ほど浸す。

3.器の深さに合わせてビスケットと生クリーム、フルーツを層になるように何段か重ね、生クリームが一番上になるようにする。

4.フルーツをトッピングしたら冷蔵庫で冷やして完成。

ビスケットと器を使って時短スコップケーキ

スポンジケーキは作るのに時間がかかるだけでなく「うまく膨らまない」なんて失敗も多いので、苦手意識を持っているママは多いのではないでしょうか。そこで今回はスポンジケーキの代わりにビスケットを使うことで、超短時間で失敗もなくケーキの土台ができます。

ビスケットは浸しすぎると崩れるので、時々ひっくり返しながら10秒くらいで引き上げましょう。

材料を器の中で重ねていくスコップケーキタイプの仕上げにしたので、ナッペ(土台にクリームを塗る作業)の必要がなくデコレーションの時短もできます。

ガラス容器なら側面が見えて可愛いですし、陶器のグラタン皿なら温かみがありおしゃれに仕上がりますよ。

作ってからすぐ食べると、ビスケットはサクフワ。半日以上経つとしっとりしてよりケーキらしくなります。食べるタイミングによって食感が変わるのも、このケーキの面白いところです。

【働くママへのエール】同時進行&子どもと役割分担でイベントを楽しむ!

今年のクリスマスイヴは平日なので、ワーママは「夕飯作りの合間にケーキも」と同時進行になるかも…。

でもスポンジケーキを焼くと長時間オーブンを占領してしまい、夕飯作りで温めやオーブン調理ができません。作り置きおかずを温めたい!という時にも電子レンジが使えないなんてとっても困りますよね。そこで、オーブンを使わずにできるケーキを考えました。

また、ナッペをしないので子どもでも簡単にトッピングができます。ママが生クリームとフルーツカットをしたら、あとは子どもに任せてみるのもおすすめ。

うまく子どもと役割分担をすることでママの負担は減り、子どもはよりクリスマスを楽しめるのではないでしょうか。

(製菓衛生師 藤永瞳 @hitomi.f_mogu