秋にピッタリの栗ときのこ類を使って、甘栗の炊き込みご飯を作っていきます。具材のカットは朝か前夜にしておき、炊飯器の早炊きモードを使ったら15分で夜ごはんが完成します。
忙しいワーママさんへのおすすめプラスポイントとしては、炊飯器だけで作れる点と、鍋キューブを使うことで調味料の計量が不要であるという点です。

甘栗の炊き込みご飯

秋に美味しい栗の下処理を省くためには、甘栗を使うのがおすすめです。甘栗と一緒に秋の食材であるきのこ類や、にんじんや油揚げを合わせて、簡単に甘栗の炊き込みご飯を作っていきます。

【材料】(4人分)
甘栗 2袋(100g)
干し椎茸 3枚
まいたけ 1/2株
にんじん 1/3本
油揚げ 1枚
米 2合
鍋キューブ 2個

【作り方】
1.干し椎茸は戻してから、そぎ切りにする。その際、戻し汁は捨てずにとっておく。

2.まいたけはほぐして、にんじんは細切り、油揚げは短冊切りにする。

3.米を研いで炊飯器に入れて、椎茸の戻し汁を入れる。水を加えて2合目の目盛りに合わせてから、鍋キューブを入れる。

4.甘栗・椎茸・まいたけ・にんじん・油揚げを入れる。

5.白米の早炊きモードで炊いたら完成。

甘栗を活用して手軽に時短

秋に美味しくいただける栗ですが、茹でたり皮剥きをしたりと手間と時間がかかり大変です。ここでは栗の代用品として甘栗を使うことで時短をかなえ、15分で甘栗の炊き込みご飯が完成します。

むき栗(ユーラス)、250円(税抜き)、200g(50g×4袋)

【働くママへのエール】子どもも大人も大満足の味わい

甘栗と鍋キューブを使って作る甘栗の炊き込みご飯を紹介してきました。我が家の長男は栗が大好きで、秋になると「栗ご飯を食べたい」とよくリクエストされます。私自身も栗が好きなので栗ご飯を作りたい気持ちはあるのですが、現実を考えるとどうしても手間がかかってしまいます。

そこで思いついたのが、甘栗を使った炊き込みご飯です。甘栗といえども炊飯の段階から米と合わせることで、しっかりと栗の香りがする炊き込みご飯が完成します。子どもも大満足の味わいで、私も余裕をもって作ることができ、忙しいワーママさんにぜひ試してもらいたい一品と言えるでしょう。

味つけに使う鍋キューブは、冬の鍋料理のあまりを活用するととても便利です。鍋キューブにはさまざまなバリエーションがありますが、キムチ以外はどれを使っても美味しい炊き込みご飯になるので、いろいろ試してみてください。

(管理栄養士 戸田綾子 @ayachin0426