暑い時期は冷たくてさっぱりしたものが食べたくなりますね!そんな時におススメなのが、火も使わずに簡単にできる「冷や汁」。郷土料理としても有名なメニューですが、今回はごまドレッシングをベースに、薬味をたっぷり入れて現代風にアレンジしてみました。忙しいママも、ボウル一つで簡単に、3分あればパパっと作れますよ!

ごまドレッシングで簡単冷や汁

【材料】(1人分)
A ごまドレッシング 大さじ1
A 麺つゆ(2倍濃縮)  大さじ1
A 味噌 小さじ1
A 水 100cc
A 氷 5個

ちくわ 2本
みょうが 1個
きゅうり 1/2本
しそ 3枚

白ご飯 お茶碗1杯

【作り方】
1. きゅうりは薄切り、みょうがとしそは細かく切る。

ちくわは小さくちぎる。

2.ボウルに (A)を入れよく混ぜる。

(1)を入れ、白ご飯にのせる。

ごまドレッシングでかなえる、時短郷土料理

冷や汁は、すり鉢でしっかりゴマをすり、魚の干物をほぐしながら混ぜ合わせたりするのが特徴ですが、今回はごまドレッシングをベースに、ちくわで魚の風味を出したりと、便利な食材でおいしく時短しました。ごまドレッシングには、ごま以外の旨味もがたっぷり詰まっているので、味に深みが出てとても美味しく仕上がります。

また、材料の計量や作業も簡単で、鍋や火も使わずにあっという間に完成するので、材料だけ準備してあとは子ども達にお願いし、見守りながらママはちょっと休憩を…なんていうのも、このレシピだからこそできる時間の上手な使い方!

夕食の準備はバタバタだし、暑い日はなるべくキッチンに立ちたくない!という忙しいワーママの願いもかなえてくれるので、この夏にぜひおすすめしたいレシピです。

今回は、特にゴマの香りが良いキユーピーの「キユーピー 深煎りごまドレッシング」(198円税込/180g)を使用しました。ごまのドレッシングは何種類もありますが、もちろん冷蔵庫にあるものでもOKですよ。

【働くママへのエール】先人の知恵を現代のワーママに!

冷や汁は宮崎県に伝わる有名な郷土料理。夏の暑い時期でも簡単においしく食べられることから、今でも親しまれている人気メニューです。

もしかすると、ごはんに氷を入れて食べる、という発想に驚く方もいらっしゃるかもしれませんが、暑い夏でもサラッと口に入り、氷とごはんの相性の良さに感動すると思いますし、熱くなった体も気持ちよく冷やしたり、心も体も喜びます。また、何より簡単においしく食べることができたりと、先人の知恵がたくさん詰まったアイディア料理です。

そして、今も昔も、家事に育児にお仕事に、ママは毎日頑張っています!暑い夏も元気に過ごすためにも、昔から伝わるレシピをうまく活用しながら、元気に夏を乗り切りたいですね!

(キッズ食育マスタートレーナー石動敬子 @keiko_ishinai