国連WFP協会(安藤宏基会長)は「WFPチャリティー エッセイコンテスト2021」の作品を募集している。今回のテーマは「こころのワクチン、私のごはん」。募集期間は9月3日まで。国連WFP協会では新しい日常で気付かされた心と体を守ってくれる大切な「ごはん」のエピソードとともに、世界の食料問題にも関心を持ってもらいたいとしている。

同コンテストは、寄付協力企業3社が応募1作品につき給食3日分に当たる90円を国連WFPに寄付、途上国での学校給食支援に寄与する。1通の応募が栄養満点の学校給食となり、途上国の子どもたちの希望と自立を応援する試みだ。対象は小学生(4~6年)、中学・高校生、18歳以上の3部門。今年は女優の広瀬アリス=写真、人気のゆるキャラふなっしーと竹下景子親善大使を特別審査員に迎える。

新型コロナウイルスで、世界を取り巻く食料問題の状況はさらに深刻となり、国連WFPは学校給食支援を通して子どもたちの健康を支え、SDGsの多くの項目に貢献している。

〈開催概要〉▽テーマ=「こころのワクチン、私のごはん」▽作品題名=自由▽部門=(1)小学生部門(4~6年生)(2)中学生・高校生部門(3)18歳以上部門▽募集期間=7月1日~9月3日(締め切り日必着)

▽応募方法=本文200~800字(題名、学校名、学年、氏名は原稿用紙欄外に記載)1ページの文字数は20字×20行。応募は日本語で1人1点、未発表作品に限る。応募票に必要事項を記入の上、作品添付、下記宛先に送付▽問い合わせ・作品送付先=WFPエッセイコンテスト事務局、〒170-0013東京都豊島区東池袋1-17-8、NBF池袋シティビル8階、ポパル気付、※オンライン応募も可能。WFPエッセイコンテスト専用Webサイト

▽各賞=(1)WFP賞(最優秀作品)1人(2)各部門賞1人(3)審査員特別賞各部門1人(4)佳作各部門5人(5)WFP学校給食賞(応募数上位の学校・団体)▽発表=10月15日(金)専用Webサイトで発表予定

◇日本食糧新聞の2021年6月11日号の記事を転載しました。