テーブルマークは、レンジで簡単に作れる夏うどんの調理イベントを13日、東京都内で開催した。4月から同社とスポンサー契約を結んでいる、体操のオリンピック金メダリスト内村航平選手が夏うどんレシピの調理実演に挑戦。また、同社コミュニティーサイト「Udon Wave」会員を招待しコミュニティーの活性化を図るとともに“夏うどん”を一緒に盛り上げていく考えだ。

根岸新一M&S戦略部マーケティング担当部長は「今日は簡単だけどおいしい、難易度の低いうどんを内村選手に作ってもらう。内村選手と会員が親交を深め、コミュニティーを盛り上げていただきたい」とあいさつした。

その後、内村選手が夏うどんの調理を実演した。これまで料理はまったくしたことがないというが、レンジで簡単にできる“難易度が低い”レシピに「これなら自分にも出来そう」と少し自信をのぞかせた。

今回挑戦するのは、内村選手が好きな肉、ブロッコリー、卵を使ったオリジナルレシピで、料理研究家の直塚あゆみ氏が考案。レンジ調理で手軽に作ることができる。競技同様、慎重かつ正確に調理を進める内村選手。レンジで温めたうどんの上にローストビーフを乗せ、最後に温泉卵が見事に着地。「内村マジ旨うどん」が完成した。

調理終了後、会員から「プレッシャーとの向き合い方」について質問があり、「プレッシャーを力に代えて楽しむ感覚を常に持っている。日頃の練習がそのような気持ちにさせてくれる。開き直りが大事」と、一流アスリートの心構えの一端を披露した。調理の感想については「結婚して、奥さんが大変な姿をそばでみている。これなら自分でも簡単に作れるので、奥さんが他の家事をする時間も増えるのでは」と、妻への思いやりもみせた。

◇日本食糧新聞の2017年7月19日号の記事を転載しました。