日清シスコは、コーンフレークの可能性を広げる取組みを行う。「シスコーン」シリーズから調理用コーンフレークとして「シスコーン クッキングコーンフレーク」を3月から全国発売している。在宅時間の増加で家庭内調理に機会が増加する中、総合シリアルメーカーとして培った技術と知見を活用し、料理に最適な薄焼きで香ばしく、サクッとした食感を実現。サラダやスープへのトッピングとして、料理や菓子作りの材料として、幅広く使用できる商品に仕上げた。

同社が実施した調査で、菓子の材料としてなどアレンジをすることを目的としてコーンフレークを購入している人もいるということが分かったこと、また「おうち時間」の増加で、料理や菓子を手作りする人も増えていることから、コーンフレークの特徴であるサクサク食感を楽しめる、調理用のコーンフレークの開発に着手した。

同品は、通常の「シスコーン」シリーズに比べフレーク1枚当たりが薄くて小さく、サクッと軽い食感が特徴。トウモロコシ本来のシンプルな味わいを楽しめる甘くないタイプの「調理用コーンフレーク」。

「クッキングコーンフレーク」

サラダやスープなど、いつものメニューに振りかけるだけで香ばしさとサクサク食感をプラスすることができ、いつもと違ったおいしさを楽しむことができる。また料理や菓子作りのアレンジにも使用できる。

パッケージには、シスコーンの公式キャラクター「シスコーンファミリー」から、「シスコーン坊や」と「ママ」をデザイン。今まで後ろ姿しか見せず謎に包まれていた「ママ」の顔を初公開した。55g、希望小売価格はノープリントプライス。

なお、同品を使ったレシピサイトを3月22日に公開。「じゃこフレークふりかけ」「チョコクランチ」などのレシピを公開している。

◇日本食糧新聞の2021年3月26日号の記事を転載しました。