管理栄養士・ワーママのmidoriです。今回は春巻きレシピを4品ご紹介します。春巻きは、大人も子供も好きな方が多い料理です。春巻きの作り方は一般的に、具材を炒めて味付けをして冷まし、春巻きの皮に包んで揚げます。手間も時間もかかる料理です。具材を冷まさないで包んでしまうと、揚げる際に皮の中に残った蒸気で具材が膨張してはねてしまったり、皮がやわらかくなってしまい、カリカリに揚がらなかったりすることがあります。春巻きは、少し時間のかかる料理です。ですが今回ご紹介する春巻きは具材を炒めずに、そのまま包んで揚げるだけの時短春巻きです。
サクサクの春巻きは子供も大好きな味。子供も春巻きを包む作業は楽しんでやるため、一緒に作るのもおすすめです。ぜひお試し下さい。

ツナマヨと塩キャベツの春巻き

子供が大好きなツナマヨを包んだ春巻きです。

【材料】(4人分、8本分)
キャベツ 120g(約1/8個分)
塩 少々
ツナ 80g
マヨネーズ 大さじ1・1/2
春巻きの皮 4枚

<小麦粉のり>
小麦粉 大さじ1〜
水 少々

揚げ油  適量

【作り方】
1.キャベツは千切りにし、塩少々を混ぜておき、少ししんなりさせます。ツナは油をきり、マヨネーズと和えます。小麦粉に水少々を入れてよく混ぜ、小麦粉のりを作ります。春巻きの皮は斜め半分に切り、三角形の形になるように切ります。

2.キャベツ、ツナマヨの1/8量を春巻きの皮で包み、小麦粉のりで口を閉じます。

3. フライパンに油を入れて180度に温めます。(2)を両面おいしそうな揚げ色になるまで返しながら揚げます。

サバマヨと塩キャベツの春巻き

ツナをそのままサバ缶に変えたひと品。サバの匂いもなく、こどもたちもおいしく食べられます。

【材料】(4人分、8本分)
キャベツ 120g(約1/8個分)
塩 少々
サバ缶詰め(水煮) 約3切れ分(90g)
マヨネーズ 大さじ1・1/2
春巻きの皮 4枚

<小麦粉のり>
小麦粉 大さじ1〜
水 適量

揚げ油  適量

【作り方】
1. キャベツは千切りにし、塩少々を混ぜてもみ、少ししんなりさせます。サバはフォークで崩してマヨネーズと和えます。粉に水少々を入れてよく混ぜ、小麦粉のりを作ります。春巻きの皮は斜め半分に切り、三角形の形になるように切ります。

2.キャベツ、サバマヨの1/8量を春巻きの皮で包み、閉じ口を小麦粉のりで閉じます。

3. フライパンに油を入れて180度に温めます。(2)を両面おいしそうな揚げ色になるまで返しながら揚げます。

ハムチーズ春巻き

ハムとチーズをくるっと巻くだけ。簡単春巻きです。

【材料】(4人分、8本分)
ハム 8枚
プロセスチーズ 60g
春巻きの皮 4枚

<小麦粉のり>
小麦粉 大さじ1〜
水 適量

揚げ油  適量

【作り方】
1.チーズは1cm角に切ります。小麦粉に水少々を入れてよく混ぜ、小麦粉のりを作ります。春巻きの皮は斜め半分に切り、三角形の形になるように切ります。

2.ハム1枚でチーズの1/8量を巻きます。

春巻きの皮で包み、小麦粉のりで閉じます。

3. フライパンに油を入れて180度に温めます。(2)を両面おいしそうな揚げ色になるまで返しながら揚げます。

ささみと青じそ長ネギの春巻き

ネギの甘みがおいしい、サクサクの春巻きです。

【材料】(4人分、8本分)
鶏ささみ肉 大2本(約160g)
塩 少々
青じそ(チューブ) 適量
長ネギ 1/2本(約65g)
春巻きの皮 4枚

<小麦粉のり>
小麦粉 大さじ1〜
水 適量

揚げ油 適量

【作り方】
1.鶏ささみ肉はそぎ切りにし塩少々をふります。長ネギは縦半分に切り、ななめ薄切りにします。小麦粉に水少々を入れてよく混ぜ、小麦粉のりを作ります。春巻きの皮は斜め半分に切り、三角形の形になるように切ります。

2.8等分にしたささみ肉、長ネギを春巻きの皮にのせて、青じそチューブを少し絞ります。

春巻きを巻いてとじ目に小麦粉のりをぬり、閉じます。

3. フライパンに油を入れて180度に温めます。(2)を両面おいしそうな揚げ色になるまで返しながら揚げます。

子供と一緒に作るときなど、ささみ肉の代わりにサラダチキンを使っても良いです。青じそチューブの代わりに梅のチューブや梅干しもおいしいです。

そのまま巻ける具材を使用して時短に!

今回の春巻きレシピには、そのまま春巻きの皮で巻いて使用できる具材を使っています。そのまま巻ける春巻きに使う具材としては、「水分の少ない素材」があげられます。例えば枝豆、しそ、今回使用したチーズ、ハム、長ネギなどです。長ネギは揚げると甘みが増しておいしいので、春巻きに使うにはおすすめの野菜です。

春巻きは好きな子供も多いと思うので、そのまま巻いて揚げられる具材を使えば、手軽に子供に喜んでもらえます。

子どもと一緒に巻こう!

春巻きを巻く作業は、子供と一緒にできます。子供と一緒に作れば楽しいし、ママも楽しんで夕飯作りができます。春巻きは具材も散らかりにくく、折り紙、工作感覚で具材を包むことができ、一緒に取り組みやすい料理なのではないでしょうか。

そのまま食べられるようなものを具材に使えば、揚げるときには皮に揚げ色さえつけば、揚げ上がりになります。火通りもわかりやすく安心です。

温め直しはトースターやコンロの魚焼きグリル、IHのロースターを活用してください。冷めてしまった春巻きの水分が飛び、揚げたてのようにサクサクになります。ぜひ晩御飯のおかずに、またおつまみにも作ってみていただけたらと思います。