味の素冷凍食品はこのほど、国連が制定する3月8日の「国際女性デー」にちなんで表彰されるHAPPY WOMAN AWARD 2020 for SDGsの企業部門「女性応援ブランド賞」を初受賞した。女性を応援する商品やサービスを展開し、女性の活躍推進に寄与した企業を表彰するもの。「女性のエンパワーメント推進と社会活性化」「SDGs推進」を目的に活動しているHAPPY WOMAN実行委員会による取組みの一環。

受賞理由は「女性の社会進出などを時代背景に、冷凍食品にしかできない価値を味の素冷凍食品ならではの技術や知見で商品として具現化し、“驚き”と“感動”を提供し続けている」こと。

約2000通のオンライン公募の集計結果をもとに、HAPPY WOMAN実行委員会と評議員が選考した結果、同社を含め3社が選ばれた。受賞式は新型コロナウイルスの影響で2日に無観客で行われ、その模様は8日の「国際女性デー」にオンライン配信された。

受賞式の場で向井育子マーケティング本部製品戦略部長は、「働く人が増える一方で、買い物をして下ごしらえからおいしく料理を作るのは大変なこと。私たちの商品で皆さまを応援したい。手間のかかるギョウザなら、冷凍の技術で油も水も使わずに焼ける当社製品『ギョーザ』で、いつでも本当においしいものを召し上がっていただける。今後もこうした商品を作ることで、皆さまの生活を幸せにしていきたい」と力を込めた。

HAPPY WOMAN実行委員会は年度ごとに個人・団体・企業で組織化しており、今年度は約80社がパートナーとして参画している。「女性応援ブランド賞」は企業表彰として今回新設され、ほかにパナソニックとエーザイが受賞した。

◇日本食糧新聞の2020年3月18日号の記事を転載しました。