こんにちは!元保育士の幼児食インストラクター、山口礼です。今回は、レンジを使った15分でできるシュウマイをご紹介します。加熱したら、そのまま夜ごはんの食卓へ出せますよ。豚ひき肉をポリ袋で練って肉だねを作り、シュウマイの皮とコーンをまぶします。刻んだ皮をまぶすやり方なので、誰でも簡単にできます!見た目も華やかになって、子どももきっと大好きなはずです。働くママさんにおすすめしたい、時短&子どもウケ良しのレシピです。

お手軽シュウマイはワーママの救世主

働くママは、忙しい中で時間を縫うようにして料理を作りますよね。でも、そんなふうに頑張って作ったごはんでも、子どもがあまり食べてくれなくて、心が折れることもあります。

そんな時の救世主が、レンジでできるシュウマイです! ポイントは、レンジ加熱後そのまま食卓へ出せる手軽さと、簡単なのに子どもが喜んでくれる見た目になることです。簡単ですぐできるけど、おいしさと見た目も重視したシュウマイを、ぜひお試しください。

【材料】(2~3人分)
豚ひき肉 250g
☆しょうゆ 小さじ1
☆みそ 小さじ1
☆砂糖 小さじ1
☆オイスターソース 小さじ1
☆ごま油 小さじ1
☆しょうがすりおろし(チューブ可) 1片分
☆片栗粉 大さじ1
コーン 1/2缶
片栗粉(コーンにまぶす用) 大さじ1
シュウマイの皮 20~30枚
白菜やレタスなどの葉野菜 2枚
水(シュウマイに振りかける用) 大さじ1

※材料が多く見えるかもしれませんが、ほとんどは肉だね用の調味料で、最初に混ぜ込んでしまうため、手順は少ないです。

【作り方】
1.ポリ袋にひき肉と☆を入れて、よく揉み込んで練る。

2.シュウマイの皮は長さを半分に切ってから、5mmくらいの細切りにする。コーンに片栗粉をまぶしておく。

3.耐熱皿に白菜などを敷き、肉だねを団子状にして、シュウマイの皮とコーンをそれぞれまぶしてのせる。

今回は、ざく切りにして冷凍してあった白菜を敷きました。

手に水を付けてから肉だねを丸めると、やりやすいです。シュウマイの皮もコーンも、手でギュッと押さえつけながら、肉団子にしっかりまとわせましょう。余った皮は、スープなどに入れて火を通すと、ワンタン風になっておいしいですよ。

4.水を振りかけ、ふんわりとラップをしてレンジで加熱する(600W6分)。加熱後、ラップのまま2分くらい放置して完成。

レンジ加熱の後は、ラップをかけたまま2分くらい放置して、余熱で火を通します。もし、まだ加熱が足りなかった場合は、様子を見て加熱時間を30秒くらいずつ足してください。

レンジで手軽にシュウマイ!そのまま食卓へ

シュウマイレシピの最大の時短ポイントは、レンジを使うことです!蒸し器を使わず、レンジを使うことで手軽にジューシーなシュウマイが作れます。蒸し器を出して、食べた後は片付けて…と思うと、蒸し料理を敬遠してしまいがちです。

時間がある時は、丁寧に作ったシュウマイももちろん素敵なのですが、平日の夜ごはんは時間との戦いです。「手軽&おいしい」を最優先にして、レンジを活用しちゃいましょう!レンジ加熱後は、調理に使ったお皿のまま食卓へ運べてムダがありません。

また、肉だねもポリ袋で揉み込むので、洗い物が減らせますよ。肉だねを団子状にする成形は、水を付けた手でパパッと丸めるのが1番楽で早いと思います。

子どもの興味をそそる!コーンシュウマイ

時短と両立させたいのが、「子どもが食べてくれる料理を作る」ことです。せっかく食べてほしくて作った料理なのに、子どもがあまり関心を持ってくれないと、がっかりしてしまいますよね。ママの料理へのモチベーションも下がってしまいます。

そこで、ただ作るだけでなく、子どもが興味を持ってくれるようなレシピを考えました。子どもが好きなコーンをシュウマイにまぶして、見た目にも華やかなシュウマイに仕上げています。お花みたい!と子どもも喜んでくれました。

また、子どもがフォークで刺しやすいように、ボール型にしています。レンジシュウマイは、下に敷いてある白菜やレタスも、肉汁を吸ってとてもおいしいです。自然とシュウマイと野菜を一緒に食べてもらえるようになりました。

シュウマイや餃子などのつけダレって小さい子どもはこぼしてしまったり、付けすぎて濃くなってしまったりしますよね。そこで今回はシュウマイ自体に味をしっかり付けたので、しょうゆを付けなくてもおいしいです!

平日の夜ごはんは、時間勝負です。ぜひレンジで気軽に作れるシュウマイをお試しください!