家族の誕生日や記念日は、いつもよりちょっと豪華な食卓にしたいのが親心。ですがワーママには、仕事から帰って夕飯までにわずかな時間しかありません。そこで今回は、事前に下準備をしておけば、当日は15分以内の調理時間で完成するパネチキンのレシピを紹介します。見た目が華やかでボリューミーなので、イベントご飯にぴったりですよ。

事前に作って冷凍する唐揚げのレシピ

パネチキンは、唐揚げさえ事前に作っておけば当日の調理がかなり楽です。また、今回は揚げ焼きにすることで、簡単に早く作れる唐揚げのレシピを紹介しています。

【材料】(4人分)
鶏もも肉　1枚
塩こしょう　少々
にんにくチューブ　2cm
酒　大さじ1
片栗粉　大さじ3

【作り方】
1.鶏もも肉は、火が入りやすいように一口大のそぎ切りにする。

2.カットした鶏もも肉をボウルに入れ、塩こしょう・にんにくチューブ・酒を入れて30秒ほど揉み込む。

3.フライパンに多めの油を入れて熱し、片栗粉をつけた(2)を片面2～3分焼く。

冷凍唐揚げを使ったパネチキンのレシピ

パネチキンのパネは韓国語でバケットを意味し、バケットの中に入れたチーズに、ソースを絡めた唐揚げをフォンデュして食べる料理です。本場韓国で大流行し、日本でもSNSで話題沸騰しています。意外と簡単に自宅で作れるので、ぜひ挑戦してみてください。

【材料】(4人分)
唐揚げ　4人分
フランスパン　約8cm

<トマトソース>
カットトマト缶　1缶(400g)
オリーブオイル　大さじ1
牛乳　150g
コンソメキューブ　1個(約5g)
砂糖　小さじ1
塩　少々

<チーズソース>
ピザ用チーズ　80g
片栗粉　小さじ1/2
牛乳　40cc

【作り方】
1.トマトソースを作る。フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、カットトマト缶・オリーブオイル・コンソメを加えて煮立たせる。

2.その間に唐揚げをレンジで解凍し、バケットでチーズを入れる器を作る。

バケットに切り込みを入れて、フォークなどで抑える。

3.(1)に牛乳を加えて沸騰直前まで温め、火をとめたら塩で味を整える。

4.チーズソースを作る。ボウルにチーズと片栗粉を入れて混ぜ、レンジで温めた牛乳を加える。

5.再びレンジにかけて溶かし、よく混ぜたらバケットの中に入れる。

温め時間の目安は600Wで50秒ほど。

6.お皿にから揚げを盛り付け、トマトソースをかける。その横に（5）のチーズソースの入ったバケットを添えたら完成。お好みでチーズに合う野菜も盛り付ける。

冷凍や惣菜の唐揚げを使ってもOK！

今回紹介した唐揚げのレシピは15分ほどで完成するので、仕込みの時間もさほどかかりません。もし当日までに準備できないという場合も、唐揚げとその他の調理を同時進行すれば、これだけ豪華なメインが30分以内に完成しますよ。

また、冷凍やお惣菜の唐揚げを使うのもひとつの手です。もっと気軽にパネチキンを作ってみたいという方は、出来合いの唐揚げを使用してください。

我が家は小さい子どもがいるのでお皿に盛り付けましたが、お子さんがある程度大きく火傷の心配が少ないなら、スキレットやホットプレートで作るのもおすすめです。調理と盛り付けを一気にできるので、さらに時短になります。

SNS映え抜群

ワーママは、家族の誕生日や記念日当日が仕事になるということも多いですよね。「ママのお休みの日に改めてお出かけや外食をして盛大に祝ってあげよう」と思っても、やっぱり当日も豪華な食事でお祝いしてあげたいもの。簡単にできるパネチキンですが、ワッと驚く見ためなので食事の時間が盛り上がること間違いなし！

写真映えも抜群なので、SNSをしているワーママにもおすすめです。