ウイスキーのプロがスコットランド産「マッカラン」の飲み方を伝授
サントリースピリッツは3月7日、スコットランド産シングルモルトウイスキー「ザ・マッカラン ダブルカスク12年」を発売した。発売に先駆け3月3日、品質管理責任者のニック・サヴェージ氏を講師に、東京都内で試飲セミナーを実施。同氏は「ブランドの中心となる商品」と強調した。
2種類の樽由来のバタースコッチやドライフルーツのような味わい
3~4月では5800ケース(8.4L換算)の販売を計画。ブランド計では年間で前年比9%増の6万6000ケースを目指す。
同品は個性の違う2種類の樽を使用することで、「非常に多様性を持った商品で、さまざまな飲み方で楽しめる」(同氏)。
熟成に使用した樽は、アメリカンオークシェリー樽とヨーロピアンオークシェリー樽。12年以上熟成させた原酒を約50%ずつ使用したことで、バタースコッチやドライフルーツのような樽由来の味わいが感じられる。バランスのとれた味わいが特徴で、「おすすめの飲み方はロックやハイボール」(同氏)。アルコール分は40%。希望小売価格は700mlが7000円、350mlが3500円(各税抜き)。
同日には、一般消費者向けのパーティーを開催し、同品のこだわりを訴えた。同品について森本昌紀ウイスキー・輸入酒部長は「次世代のマッカランを担う商品。さまざまなスタイルで多くの方に飲んでもらいたい」と強調した。
◇日本食糧新聞の2017年3月15日号の記事を転載しました。
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