こんにちは! 偏食児持ちの食育インストラクターひなた葵です。我が家の4歳の娘は超がつくほどの野菜嫌いです。食べられる野菜は片手で足りるほど…。このくらいの年齢は野菜が嫌いな幼児も多いかもしれませんが、それでもなんとか食べてほしいのが親心です。そこで、野菜が嫌いな子でもパクパクと食べてくれるレシピをごはん系とおやつ系それぞれ1つずつ紹介していきます。ぜひ試してみてくださいね!

チーズ風味で幼児も喜ぶトマトリゾット

初めにご紹介するのはトマトリゾットです。野菜嫌いな子にトマト!? と感じるかもしれませんが、酸味があるだけでなく、ベーコンのコクやチーズのうまみ、牛乳のまろやかさがおいしいハーモニーを生み出しています。

そしてトマトのさっぱりさも加わっているので、暑い時期にもぴったりのおすすめメニューですよ。

【材料】(2人分)
ご飯 茶碗2杯
トマト缶(パックでも可)半量
玉ねぎ 1/2個
ハーフベーコン 4枚
スライスチーズ 2枚
水 120ml
牛乳 50ml
顆粒コンソメ 大さじ1杯
塩こしょう 少々

【作り方】
1.鍋にオリーブオイルを入れて、みじん切りにした玉ねぎと細かく切ったベーコンを炒める。

リゾットとして煮込んでいくので、洗い物が少なく済むように初めからお鍋で調理を進めました。

2.玉ねぎがしんなりしたらご飯と水を加える。

3.トマトパック半量とコンソメを加えて混ぜ、水気が飛ぶまで煮込んでいく。

4.水気がなくなってきたら、ちぎったスライスチーズを加える。

今回はスライスチーズで作りましたが、ピザ用チーズや粉チーズなど溶ければどのチーズを使ってもOKです!

5.チーズが溶けたら最後に牛乳を加えてひと煮たちさせたら完成。

牛乳を加えるとまろやかになって食べやすくなりますよ。

「今日はトマトのリゾットだよ」とうちの偏食児の娘に話したら「絶対無理!」と拒否反応を示していましたが、一口あげてみると「おいしい!」と言ってくれました。

トマトと聞くと酸っぱい! と嫌う子どもが多いと思いますが、チーズと牛乳でかなりまろやかになっているので、そこまで酸味は気にならないはずです。また、ベーコンや顆粒コンソメでしっかりとコクとうまみが出ているのでとてもおいしいですよ。

ドリアとかが好きなお子さんならハマってくれる味になっています! トマトだけでなく玉ねぎの栄養も摂れるのでおすすめですよ。

中までふわふわしっとり人参蒸しパン

続いて、ホットケーキミックスを使ってお手軽に蒸しパンを作っていくレシピを紹介します。レンジでチンでもいいのですが、1度にたくさん作れるのと、しっかり中までふわっふわにするために今回はフライパンで蒸す方法で仕上げていきました。

フライパンで蒸すなんて面倒くさそうと感じるかもしれませんが、薄くお湯を張って火が通るまで放っておくだけなので全く手間いらずです。

【材料】(ミニカップ8個分)
人参 1本
ホットケーキミックス 200g
卵 1個
プレーンヨーグルト 50g
オリーブ油 大さじ1杯

【作り方】
1.ボウルにすりおろした人参、ヨーグルト、卵を入れる。

2.そこにオリーブオイルとホットケーキミックスの粉も加えて、粉っぽさがなくなるまでしっかりと混ぜ合わせる。

生地が固いと思ったら牛乳を小さじ1杯程度ずつ加えて様子を見てください。固さの目安はホットケーキを作る時と同じくらいの固さです。

3.カップの半量程度に生地を注いでいく。

4.フライパンにミニカップを並べていきフライパンに水を1cm程度の高さで張っていく。

5.アルミホイルで蓋をして15分ほど弱火で蒸したら完成。

フライパンの中に入れて15分間放っておくだけでふわふわ蒸しパンの完成です。竹串を中央部分に刺して何もついてこないか確認してみてくださいね。

人参をまるごと1本と大量に使っているので人参の風味も残っています。でも苦さや野菜っぽさではなく、ホットケーキミックスの風味と共に甘く仕上がっているので野菜が苦手な幼児でも問題なく食べられるはずです。

娘もいつもはパンケーキに人参すりおろしを加えて、そのまま食べてくれていますが、やはり蒸しパンにしても違和感を唱えることなくそのままパクパクと食べてくれました。

朝食やおやつにもぴったりの一品です。混ぜるだけの簡単工程なので幼児と一緒に作ることも可能です。一緒に作れば、幼児の食べる意欲もさらにアップしていきますよ。ぜひ一緒に混ぜ混ぜを楽しみながら、栄養たっぷりの蒸しパンを作ってみてくださいね。

幼児に必要な1日の野菜の量は?

厚生労働省は、幼児にとって必要な1日の野菜の量を3~5歳240g、6~7歳270g、8~9歳300g、 10歳以上350gと推奨しています。

しかし、この値に対してカゴメが行った調査によると、96%の子供がクリアできていないそうです。野菜が足りていない世代は、幼稚園から高校生までの全ての年齢層となっていることも分かりました。

では、野菜が足りていない家庭と足りている家庭は何が違うのかというと、「栄養バランスを考えて食事を行っている」という家庭に対して、野菜不足の家庭は「すぐに出せる、食べられる」ということを優先にしているという結果も出ています。

つまり、野菜を摂ろう!としっかりと意識して食べない限り、1日に必要な野菜の量をクリアするのは難しいということになります。

参照サイト:
子どもの野菜摂取に関する意識調査 – カゴメ(PDF)

野菜が不足していると体にどのような影響があるのかというと、以下のようなことが心配されます。

・代謝の低下
・免疫力の低下
・排出力の低下
・集中力の低下

野菜は代謝を促したり、豊富なビタミンによって免疫力を上げてくれる効果があるので、不足してしまうとよく風邪をひいてしまうなど体が弱ってしまうこともあります。また、食物繊維も豊富に含まれているので、欠けてしまうと便秘がちになってしまったりもします。

このように野菜が足りていないと栄養バランスが崩れてしまう恐れがあるので、積極的に野菜を補っていきたいところです。

まとめ

現代の子供たちは野菜不足の傾向があることが分かりました。野菜が足りていないと健康によくない影響が出てきてしまう恐れもあります。

今回ご紹介したレシピは実際に超偏食児の娘にたいして工夫を重ねて編み出したレシピです。本当に野菜が食べられない子でもなんとか食べやすくなるように考えてみたので、是非参考にして頂けたらと思います。