鹿児島県鹿児島市出身のたべぷろ編集部員・横路あるくです。暑い夏になれば鹿児島のお楽しみ…白熊の季節がやってきます!
「白熊とは削った氷に練乳をかけてフルーツをトッピングしたかき氷です」
と説明したくなるのですが、生粋の鹿児島人としては白熊とかき氷は違うんだ!と主張したくなります。県外の方に「白くまアイス美味しいよね」と言われると「”白熊”にアイスはつけなくて良いんだけどな…」と思ってしまう私です。

白熊の有名店は?店舗はどこにあるの?

鹿児島県で白熊の有名店といえば”天文館むじゃき”です。現在では本店とアミュプラザ店の2店舗で天文館むじゃきの白熊を食べられます。

鹿児島には”天文館”という繁華街がありますので、鹿児島へ旅行で訪れた際に県どちらの店舗に行こうか困ってしまうのではないでしょうか。実は、天文館むじゃきアミュプラザ店は”天文館”と呼ばれる場所にはありません。では、どこにあるのかというと鹿児島中央駅に隣接している”アミュプラザ鹿児島”にあります。

どちらの店舗もシーズンになれば観光客や地元民で賑わいますから、お越しの際は時間に余裕を持って来店したほうが良いかもしれません。地元民の個人的な意見になりますが、店舗の広さをとるなら本店、JRや新幹線といった利便性をとるならアミュプラザ店でしょうか。

天文館むじゃきアミュプラザ店にて白熊を食べる

今回は、天文館むじゃきアミュプラザ店にお邪魔しました。いつも来るときには誰かと一緒に来て大きいサイズの白熊を2人で仲良くわけあって食べるのですが、今回は1人なのでSサイズの白熊をオーダーしました。
ふわっふわの氷にあまい練乳がたまりません。とはいえ、甘さの後味がしつこくないので
スプーンがすすみます。このバランスのよさが長年愛されてきた秘密なのかもしれません。


お店のメニュー表にのっていた白熊は発売当時の白熊を再現したものでしょうか?とぼけたような表情が愛らしいです。

天文館むじゃきは、お持ち帰りも可能

実は、天文館むじゃきの白熊はお持ち帰り商品も販売しています。今回は、お土産用に大サイズと小サイズの2つを購入しました。氷菓子なので溶けてしまう心配はあるのですが、ドライアイス(有料)もあるので長時間の移動の際には店員さんへのご相談をお勧めします。

お持ち帰りの後は、カップに乗せてそのまま食べるのではなくお皿の上に載せて食べるのがベターです。ボロボロこぼれてくるのでテーブルを汚さずにすみます。

お家で食べられるメジャーな鹿児島の白熊は?

鹿児島県のスーパーではさまざまな種類の白熊が販売されています。シーズンになれば今まで見たことのない白熊が店頭に並んでいるのもお楽しみです。

お家で食べられるメジャーな白熊といえば、セイカ食品から発売されている”元祖鹿児島南国白くま”ではないでしょうか?(写真左側の青いパッケージのもの)

我が家ではシーズンになると元祖鹿児島南国白くまの買いだめをして食べていました。いろいろ食べてきましたが、やはりセイカ食品のしろくまが落ち着きます。中のフルーツはシンプルにさくらんぼ・あずき・みかん・パイナップルを使用しています。

元祖鹿児島南国白くまは荒削りした氷の食感を楽しむ白熊と言って良いでしょう。前述した天文館むじゃきの白熊とは違った魅力があり、どちらも郷土の味です。

現在では白熊の名前がメジャーになったこともあり、鹿児島県外でも白熊の入手は簡単になりました。しかし鹿児島県民としては、やはり1度本場の味をお店で楽しんで欲しいなと思います。フワッフワであまい白熊は鹿児島に訪れた際には、ぜひ食べていただきたい涼菓です。

白熊のおいしい食べ方を教えてください : 氷白熊の本家-天文館むじゃき
カップ入りの白熊のおいしい食べ方を教えてください: 氷白熊の本家 – 天文館むじゃき