子どもの苦手な野菜のイメージアップ大作戦!10分でできるレシピ2選
キッズ食育マスタートレーナーの松野文枝です。子どもの野菜嫌いに悩むママたちは多いですね。今回は野菜が苦手な子どもたちが「食べてみようかな」と思えるように、野菜のイメージアップをしながら、簡単に作れる料理を2つご紹介します。
ピーマンの肉味噌丼 輪切りにしてお花風に変身!
子どもの好き嫌いトップ3に入るピーマン。食感、苦み、見た目など子どもたちが嫌う要素がたっぷり。そのピーマンを見た目と味を大変身させてイメージアップ。子どもの「食べてみようかな」の気持ちに働きかけます。
<ピーマンのイメージアップ作戦>
その1.ピーマンは繊維を断って薄切りにしてから炒めると、やわらかい食感になり食べやすくなります。
その2.ごま油で炒めたり、肉味噌に加えることで風味が増して苦みをカバーします。
その3.ピーマンとカラーピーマンは輪切りにしてお花風に可愛く変身。
【材料】(2人分)
豚ひき肉 100g
ピーマン 1/2個
カラーピーマン 1/2個
生姜すりおろし 小さじ1/2
砂糖 大さじ1
醤油 大さじ1
味噌 小さじ1
みりん 小さじ2
ごま油 小さじ1
ご飯 適量(炊いておいてください)
【作り方】
1.生姜はすりおろす。ピーマンは繊維を断って薄い輪切りを各4枚、それ以外をみじん切りにする。
2.フライパンにごま油を敷き、薄い輪切りにしたピーマンを中火で1~2分炒める。くたっとしたら取り出す。
3.(2)のフライパンに生姜のすりおろしを入れ中火で炒め、ひき肉を加え炒め、肉の色が変わってきたらピーマンのみじん切りを加え1~2分炒める。
4.砂糖、醤油、味噌、みりんを加え汁気がなくなるまで炒める。
5.器にご飯を盛り、肉味噌を盛り付ける。最後に(2)のお花ピーマンを可愛く飾り付けて完成です。
カラフル夏野菜と豚肉のレンジ蒸し 華やかな食卓に子どもたちもワクワク!
旬のおいしいカラフル野菜を使って、子どもがワクワクする華やかな食卓を作ります。食卓では旬の野菜のお話をたくさんして子どもの好奇心に働きかければ、初めての野菜も「食べてみようかな」の気持ちに変わるかもしれませんよ。
<野菜のイメージアップ作戦>
その1.人参等の根菜は、リボン状に切ることで柔らかく食べやすくなります。
その2.野菜をお肉で巻いて食べることで、お肉の味やタレの味も加わり、野菜そのものの味のイメージアップにつながります。
【材料】(2人分)
豚ロースしゃぶしゃぶ用 130g
ズッキーニ 1/4本
人参 1/2個
赤パプリカ 1/4個
黄パプリカ 1/4個
おくら 4個
塩 少々
酒 大さじ1
<ごまだれ>
●ねりごま 大さじ1
●醤油 大さじ1
●レモン汁 大さじ1
ポン酢
【作り方】
1.パプリカは薄くスライスする。人参、ズッキーニは長さを半分に切り、ピーラーでリボン状にスライスする。
2.オクラはサッと洗って、ヘタの周りのかたい部分の面取りをして、塩をまぶして手でこすり産毛を取ります。縦に半分に切って食べやすい大きさに切ります。
3.耐熱皿に野菜を広げ、その上に一口大に切ったしゃぶしゃぶ肉を1枚ずつ間に野菜を少し挟みながらのせます。※お肉がくっつかないようにするため。
4.最後に酒を全体にかけ、ラップをして電子レンジ(600W)で3分加熱します。※レンジによって時間は調整してください。
お肉の色が変わればOKです。
5.お皿に盛りつけ、●を合わせたゴマダレまたはポン酢を添え完成です。お肉で野菜を巻きながら召し上がれ!
野菜のイメージアップ大作戦で苦手な野菜と向き合っていこう
子どもたちの好き嫌いには理由があります。なぜその野菜が苦手なのか聞いてみてください。その理由がわかれば、ちょっと野菜のイメージアップすることで「食べてみよう」という気持ちになるかもしれません。
今食べられなくても、食の経験を積むことで、苦手なものが食べられるようになる可能性もありますから、苦手な野菜と親子で向き合いながら諦めずにチャレンジしてみてくださいね。
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