初めまして。お家料理研究家ゆずちょこです。毎日暑いですね。我が家は食べ盛りの小学生の男の子2人が毎日時間を持て余しています。今回オススメするのは手作りの「おにぎり」です。お弁当や夏休みのお昼ご飯に最適な、見た目にも美味しく食べる気が増す工夫をご紹介します。

おにぎりにメッセージを入れよう

だんだん暑くなってくる夏は、食の細いお子さんは食欲が落ちて夏バテ気味になったり、熱中症など、食に関する心配が増す季節ですね。たくさん食べるお子さんやスポーツをするお子さんなどが夏休みに入って、毎日のお昼ご飯やお弁当に頭を悩ませるお母さんも多いのではないでしょうか。

旭化成の「サランラップに書けるペン」

夏休みのお弁当作りに、ラップにお絵かきができるマーカーを使いましょう。中身の具はお子様の好きなものなら何でもOK。

お母さんからのメッセージでも、お子さんが描いた絵でも、楽しく描いた思い出のある絵なら、食べる時の楽しさが倍増です。

簡単に作れるパリパリ海苔のおにぎり

おにぎり自体が好きじゃない。海苔がパリパリじゃないと嫌だ! そんなお子さんには、アルミホイルとマスキングテープで簡単に作れる、パリパリ海苔のおにぎりはいかがでしょうか。100均で売っているかわいいアルミホイルやマスキングテープなどを使用すると、かわいいおにぎりができあがりますよ。

アルミホイルの真ん中にマスキングテープを貼ります。

マスキングテープの端は折り返して、上からシールを貼ります。

ちょうどマスキングテープの裏面の上に海苔を置きます。

海苔の横に少し余裕を持たせて観音開きに折り込みます。

アルミホイルの上にごく薄くサラダ油を塗ります(ゴマ油やオリーブオイルでも)。

三角に折り込んだら出来上がり。

コンビニおにぎりのように、マスキングテープを剥がすことで、海苔がおにぎりに巻かれます。

我が子が食いついたのは「悪魔のおにぎり」

あのコンビニの⁉ 悪魔のおにぎり

食べること自体が好きじゃない。おなかの空いてない時はできるだけ食べたくない。そんな我が子も、有名ユーチューバーが「めっちゃうまい!」と絶賛していた、コンビニおにぎりには食いつきました。ローソンで売っている「悪魔のおにぎり」。2ヵ月月で1000万個も売れたそうです。

味もおいしいのですが、我が子には「ユーチューバー押し」が大きかったようです。味より話題性なんですね。だからといって、毎日コンビニおにぎりを買うのは少し考えたい。しかし! おにぎりの利点はなんといっても作るのが簡単なところ。それなら、簡単に再現してしまいましょう。

【材料】(1人分)
炊いたご飯 100g
天かす 大さじ2
めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1
あおさのり 小さじ1/2

【作り方】
1.ボウルに天かす大さじ2を入れ、めんつゆで浸しておく。
2.(1)に温かいごはんと、あおさのりを入れて軽く混ぜる。
3.軽く握ったらできあがり。

おにぎりを食べて暑い夏を乗り切ろう!

毎日忙しくて、子どものお昼ごはんに気が回らない。そんなお母さんも多いのではないでしょうか。今回ご紹介したおにぎりは、ラップにお絵かきであれば、夜のうちにメッセージや絵を描くだけでもOKです。

パリパリおにぎりはかわいいアルミホイルでなくても、シールを貼ればかわいくなります。折り紙が好きな女の子なら、自分で巻いてくれるかもしれません。悪魔のおにぎりは話題性重視。子どもたちが喜んで食べてくれるのであれば、おにぎりはそんなに手間はかかりません。

朝、お子さんのことを思って握ったおにぎりと、夜のうちに描いたメッセージは、きっと子どもの心に伝わります。日本中の子どもが元気で大きく育ちますように!