プチプラアイテムでいつもの食卓をパッと華やかに演出するテーブル&フードスタイリストの渡辺有子です。よく冷えたそうめんは日本の夏に欠かせない料理ですが、単調な味が続くと子ども達は飽きてしまいがちです。そこで今回は、そうめんを飽きずに美味しく食べられるサクサク食感プラスのおすすめメニューをご紹介します。

そうめんを飽きずに食べるには

夏休みのランチやお盆のおもてなしにも重宝するそうめん。ツルッとした喉越しで食べやすく、良く冷やしておくと体もクールダウンできて良いですが、そうめんつゆにつけては食べるの繰り返しだとだんだん単調で飽きてきてしまいがちです。

つけつゆをアレンジしたり、トッピングを工夫したりと最近はいろいろなレシピも充実していますが、そうめんはそのままで組み合わせるおかずを工夫するのも1案です。

おおすすめは揚げ物です。そうめんは滑らかな口当たりですので、食感の異なるサクサクした歯ごたえは良いアクセントになりますし、あっさりしたそうめんにコクのある揚げ物を組み合わせることで満足度も高まります。

残り野菜で簡単かきあげ

1つ目は冷蔵庫の残り野菜で作る簡単なかきあげです。

具材はタマネギやじゃがいも、ニンジンなどを中心に青ネギや大葉で彩りを加えて作ります。根菜類はカラッと揚げやすいのでおすすめです。

作り方のポイントは、素早く火が通るよう、細切りにすることと、揚げ上がりが均等になるよう、切り方を揃えていることです。サクッと上がるようさつまいもやじゃがいもは切った後、水にさらしておきましょう。

また、材料をボウルに入れたら小麦粉をまぶしておくとまとまりやすくなります。市販の天ぷら粉で衣を用意して絡め、お玉ですくってそっと油に落として揚げれば完成です。

塩やソースなどいくつか調味料を各自の席に用意しておけば、子ども達も味の変化を楽しめます。

巻いて揚げるだけの春巻き

続いてはサラダチキン活用の春巻きです。

サラダチキンを使えば、火の通りの心配もいらず、春巻きの皮が良い揚げ色になれば完成なので簡単です。

ほぐしたチキンと大葉、お好みでチーズなどを入れて巻き、揚げ油で揚げて作ります。サラダチキンに味がついているので、そのままでも美味しく食べられます。

パリパリした食感はスナック菓子のようで子ども達にも喜ばれますよ。

また最近のサラダチキンは味のバリエーションも豊富なので、いろんな味付けで作れば大人のおつまみにも良いですね。

トースターでサクサク食感パン粉焼き

最後はトースターで作るサクサク食感のパン粉焼きです。

具材はえびやホタテ、豚肉など何でも使えますが、今回は誰でも作りやすいポテトサラダをアレンジして作りました。

こちらも火の通りの心配がいらず、耐熱皿にポテトサラダを盛り、上にチーズとパン粉をまぶして、こんがり焼き色がつくまで加熱するだけで、簡単に作ることができます。パン粉はたっぷり振るとサクサク感がアップしますよ。

過去にポテサラアレンジをご紹介しましたが、いろいろなポテトサラダでアレンジもできますので試してみてくださいね。

まとめ

暑い季節に大人気のそうめんと、組み合わせて美味しいサクサク食感のメニューをご紹介しました。単調であっさりしたそうめんにプラスして夏の食事を子ども達と楽しみましょう。