お弁当にもぴったり!沖縄のご当地おにぎり”ポーク卵”の作り方【6月18日は、おにぎりの日】
沖縄県南城市在住のたべぷろ編集部員・猫野ちゅらこです。
沖縄旅行をされた方は、特にコンビニやスーパーで「ポーク卵」をはじめとしたご当地おにぎりの存在を目にしたことがあるかと思います。ポークは沖縄料理には欠かせない「ランチョンミート」のこと。ポーク卵はそれだけでもおかずになるのですが、おにぎりの具にするのも沖縄の定番なのですよ。今回は6月18日おにぎりの日にちなみ、ご家庭でできるポーク卵おにぎり(おにぎらず)の作り方をご紹介します!
沖縄の定番おにぎり”ポーク卵”とは?
ポーク卵はもともと沖縄の家庭や食堂の定番メニュー。
「ポーク」と呼ばれる「ランチョンミート」と、卵焼きもしくは目玉焼きと一緒にごはんのおかずとなっています。ランチョンミートはそのままでも味が強いので、卵焼きを添える場合でも何も味を付けずに作るのが普通です。おかずとして食べる場合はケチャップを添えたりします。
このメニューは実は、ハワイやグアムでも人気で「スパムアンドエッグズSpam and Eggs」と呼ばれているのですよ。
ポーク卵を具にしたおにぎりは沖縄の定番で、このように、コンビニエンスストアでも普通に置いてあります。
また、国際通りにはポーク卵のおにぎり専門店である「ポークたまごおにぎり本店」があり、こちらは家庭で作るのとはまた違ったアレンジメニューなどを多数そろえています。観光客だけでなく地元の人にも大人気です。
何をかくそう、筆者はこのお店と出会って「ポーク卵おにぎり」のおいしさに目覚めました。
美しいポークたまごおにぎりを作る方のことを「ポテシエ」と呼び、日々プロの技を磨いています。
メニューもバラエティに富んでいますね。ちなみに冒頭の写真はエビタルPTO※です。
※PTOはポークたまごおにぎりの略
家庭で”ポーク卵”おにぎり(おにぎらず)を作ってみよう!
さて、ポーク卵おにぎりは家庭でも簡単に作れます。そのため、時間のない朝のお弁当にもぴったりです。今回はより簡単にするために、”おにぎり”ではなく”おにぎらず”にしましたが、原理は一緒です。
では作ってみましょう!
【材料2個分】
海苔・・・大判1枚
ご飯・・・茶碗かるく1杯分
ポーク(ランチョンミート)・・・約5mm~1cmの厚さに切る
卵・・・1個
マヨネーズ・・・適量
※より沖縄らしさを出すのであれば、ここで「油みそ」を少し加えるのもアリです。
今回のランチョンミートはこちら、「SPAM」です。ランチョンミートにはいくつか種類があり、「SPAM」は高めなのですが、「ポークたまごおにぎり本店」ではこちらの商品を使っているとのことなので真似しました。減塩などではなく、スタンダードな「SPAM」を用意。
卵はせっかくなので沖縄の有名な平飼い卵「みやぎ農園」のものを使ってみることに。
(1)好きな厚さに切ったポークを焼きます。
焦げ目がつくくらいが美味しいです。ポークには味が付いているので味付けは不要です。
(2)溶き卵で卵焼き、あるいは大きめのスクランブルエッグを作ります。
味付けは不要です。
(3)海苔を広げ、ごはん、ポーク、卵の順に載せます。
ご飯には塩をふる必要はありません(ポークの味が濃いので)が、マヨネーズを足すのが個人的には好きです。
(4)全体を海苔でくるみます。
この上からラップでくるみ、しばし放置。
(5)ラップの上からカットします。
(6)開いたら出来上がりです!
見栄えをよくするのであれば、少し手間をかけてご飯で具をサンドするともっときれいに仕上がりますよ!ポーク自体に味が濃くついているので、味付けが不要なのでとっても簡単です。ポークが苦手な方は、まずは薄切りから試してみてくださいね。
沖縄ならではのおにぎり「ポーク卵」のご紹介でした。
動画もぜひご覧ください!
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