デスクワークが多いITワーカーの「相棒」に、缶コーヒーじゃないBOSS
サントリー食品インターナショナルは、缶コーヒーじゃない「BOSS」として、新たなシリーズ「クラフトボス」を投入する。缶コーヒーやボトル缶コーヒーになじみがない“第3世代”の相棒となるべく、新開発のオリジナルPETボトルを採用した「クラフトボス」で新たな価値を提供し、新規ユーザー獲得を目指す。
ゆっくりと飲み続けられる“澄み渡るコク”を実現
発売25周年を迎える「BOSS」ブランドは、発売以来、第1世代として、ブルーカラーを中心に愛されるSOT缶、第2世代として、ホワイトカラーの仕事の合間のリフレッシュニーズに対応したボトル缶など“働く人の相棒”として展開している。
柳井慎一郎執行役員食品事業本部ブランド開発第2事業部長は「『BOSS』ブランドが取り組む、新領域創造の『進化』戦略として、SOT缶、ボトル缶に次ぐ、第3シリーズとして投入する。既存品ではリーチしきれないITワーカーなど、新たな価値観やニーズを持つ『第3世代』の需要獲得を目指す」と意気込みを語った。
今回投入する「クラフトボス」は、今後の働く人のメーンストリームとなると予想される“第3世代”とされるITワーカーの働き方やニーズに対応した製品となる。
長時間のデスクワークが多い彼らの働き方に対応し、3~5時間かけて、ゆっくりと飲むことができる飲料とし、苦すぎない飲みやすさとたっぷり飲んでも飽きないおいしさを両立させたRTDコーヒーだ。3年にわたる開発を行い、ゆっくりと飲み続けられる“澄み渡るコク”を実現している。
加えて、デジタル情報を扱う仕事内容から、プライベートな嗜好品には、人の手の温かみや職人のこだわりなどを求めるなど“クラフト感”を重視する志向が高いことから、豆の選定、焙煎、抽出それぞれの工程にこだわり仕上げた5種類のコーヒーをブレンドしている。
また、新開発のオリジナルPETボトルを採用することで、中身が見えることも大きな特徴となる。本格的なコーヒー感がありながら、中身が見えることでフレッシュさを表現したボトルに「クラフトボス」のロゴを配した、女性デザイナーが手掛けたデザインは、手間を惜しまず作り上げた、温かみを感じさせる仕上がりとなっている。
4月4日に第1弾として「クラフトボス ブラック」、第2弾として「同 ラテ」を6月13日から全国で発売する。コミュニケーションとして、ターゲット世代を代表する複数のキャストを起用した新TVCMやデジタルメディアなどでの展開を行い、新シリーズの誕生を盛り上げていく。
◇日本食糧新聞の2017年3月27日号の記事を転載しました。
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