プチプラアイテムでいつもの食卓をパッと華やかに演出するテーブル&フードスタイリストの渡辺有子です。いろいろな具材を食パンで挟んで食べるサンドイッチは、小腹が空いた時の軽食や朝食メニューとして長く親しまれているメニューですが、近ごろ話題のポケットサンドは簡単で食べやすいと人気です。そこで今回はSNSを中心に人気が広がっているポケットサンドについてご紹介します。

切り込みを入れたパンに挟むだけの手軽さ!

ポケットサンドは、半分にカットしたパンに切り込みを入れてポケットをつくり、お好みの具材を詰めるだけのとっても簡単なサンドイッチです。

サンドイッチは具材を挟んだ後にカットする際、ボロボロと崩れたり、パンを強く押しすぎて潰してしまったりしがち。また盛り付けるときもパラパラと倒れてしまいきれいに仕上がらない…ということもよくあります。

ですが、ポケットサンドなら先に形を作ってから具材を詰めるだけなので、失敗なくきれいに盛り付けることができます。

ポケットサンドを作る際は、パンがさけてしまうのを防ぐため4枚切りの食パンを使用します。パンに上手に切り込みを入れるポイントは、半分に食パンを切ったあと先に軽くトーストすることです。

やわらかい生の食パンのままだと、包丁がうまく入らず、無理に強く押しながら切ろうとするとパンの形が崩れてしまいますので気をつけましょう。

こんがり焼き色がつくくらいにトーストしてから、縦の中央部分に包丁を入れるとサクサクときれいに切り込みが入ります。あとはなかにマーガリンやマヨネーズなどを塗りこみ、具材を詰めれば完成です。

スクランブルエッグもこぼれにくくて食べやすく

こちらはシンプルで簡単なスクランブルエッグを詰め込んだポケットサンドです。

フライパンで炒めた卵を詰めるだけなので手間なく簡単に作ることができます。スクランブルエッグは食べる際にポロポロとこぼれやすいですが、切り込みにギュッと詰めることでこぼれにくくて食べやすいのもポケットサンドの良い点です。

冷蔵庫のありあわせでパパッと作ろう!

こちらは冷蔵庫に残っていたキャベツとソーセージを軽く炒めて、カレーパウダーと塩コショウで味付けしたおかずを詰めたポケットサンドです。

少しだけ余っているニンジンやタマネギなどで作っても!ソーセージはベーコンやハムに置き換えてもおいしく食べることができますよ。

大人女子には嬉しい、レタスや“シャキシャキの千切りキャベツがたっぷり”といった生野菜が中心のヘルシーなサンドイッチも、子どもたちには食べにくく苦手に感じることも多いですよね。でも、炒めることでかさが減ってやわらかいキャベツにカレー風味の味付けがしてあれば、喜んで食べてくれます。

朝食に準備すれば、朝から野菜も一緒にしっかり食べさせられるのが嬉しいですね。

市販のミートボールを詰めるだけ!

こちらは、子どもたちの大好物! ミートボールを詰めたポケットサンドです。市販品のミートボールを表記の通りに加熱し、パンに詰めるだけなら忙しい朝でも手間なくできます。

甘酸っぱいケチャップソースをたっぷり絡めてレタスと一緒にパンに挟むので、調味料も不要でしっかり味がしてレタスも一緒にパクパク食べることができます。手作りのミートボールや照り焼きハンバーグなどの残り物があれば、それらを詰めてもおいしいですよ!

目新しくてSNS映えする見た目なうえ、一品で満足のポケットサンドはいかがでしたか。いろいろなアレンジで朝食やブランチタイムをぜひ楽しみましょう。