千葉県習志野市在住、管理栄養士の宮崎亜矢です。今回は、お弁当の簡単おかずレシピを紹介していきます。ボリュームが必要な男性(旦那)編とかわいいお弁当にしたい子供編に分けていきます。
毎朝のお弁当作りは、本当に大変ですよね。主食は決まっているけれど、おかずをどうしようかと考える方は多いことでしょう。忙しい朝は時間との闘いなので、お弁当のおかずはとにかく簡単に作りたいものです。

ダンナむけレシピ3選 マンネリ防止かつボリュームたっぷりに

メンズのお弁当箱は、レディースとは比べものにならないぐらい大きいですよね。スカスカにならないように詰めるためには、けっこうなおかずの量が必要になってきます。お弁当の全てのおかずを朝から準備することは、時間的に厳しいものです。前夜の夕食のおかずを有効活用して、少しでも簡単にお弁当を完成させていきましょう。

目玉焼き

お弁当に必須とも言われる卵料理を紹介していきます。お弁当の卵焼きがマンネリ化してきたら、ぜひ目玉焼きに変更してみてください。お弁当に目玉焼きは入れにくいと感じるかもしれませんが、そんなことはありません。

【材料】(1人分)
卵 2個
サラダ油 小さじ1
塩コショウ 少々

【作り方】
1.フライパンにサラダ油をひいて卵を割り、塩コショウを振っておく。

2.焼き上がったら、フライパンの上でフライ返しを使って8等分程度にカットして完成。

フライパンの上でカットすることによって、焼き足りない場合はそのまま簡単に火を加えることができます。またそのままお弁当箱に入れてしまえばよいので、お皿などの洗い物を減らすことができます。

コロッケ

【材料】(3~4人分)
じゃがいも 6個
たまねぎ 1/4個
ひき肉 30g
サラダ油 小さじ1/2
※鶏ガラスープの素 小さじ1/2
※オイスターソース 小さじ1/2
※ウスターソース 大さじ1/2
※塩コショウ 少々
小麦粉 大さじ3程度
卵 1個
パン粉 適量
揚げ油 適量

【作り方】
1.じゃがいもを柔らかくして、潰しておく。

2.フライパンにサラダ油をひいて、ひき肉とみじん切りにしたたまねぎを炒める。※を加えて、味を調える。

3.(1)と(2)混ぜ合わせて、小判型にする。お弁当用は、小さめの丸型にしておくとよい。

4.(3)に小麦粉→溶き卵→パン粉の順でまぶして、揚げる。

5.衣が色づき、サクサクに揚がったら完成。

しっかりと味がついているので、ソースなしでお弁当に入れても美味しく召し上がれます。

マカロニサラダ

【材料】(3~4人分)
マカロニ 10g
ハム 4~5枚
キュウリ 1/2本
マヨネーズ 大さじ1.5
塩コショウ 少々
柚子胡椒 お好みで

【作り方】
1.ハムは短冊切りにして、キュウリは輪切りにして、マカロニは表示通りに茹でておく。

2.(1)にマヨネーズと塩コショウを加えて、混ぜ合わせる。

3.お好みで柚子胡椒を加えたら、完成。

次の日のお弁当に入れる場合は、コブサラダドレッシングを加えると味に変化が出てはっきりとした味わいになるのでおすすめです。

子どもむけレシピ2選 レンジ活用でかわいい1品

子供にとって、お弁当というのは幼稚園生活の中での楽しみの1つと言えます。お弁当箱を開けた瞬間の子供の笑顔を想像しながら、かわいらしいお弁当を作ってあげたいですね。ここでは、忙しい朝にピッタリなかわいい1品と、簡単作り置きおかずを紹介していきます。

ミートボール

ミートボールが好きな子供は、多くいることと思います。ただのミートボールでももちろん美味しいのですが、そこにひと手間加えるだけで一気にかわいさが増します。

【材料】(1人分)
ミートボール 2~3個
スライスチーズ 1枚
焼き海苔 1枚

【作り方】
1.ミートボールを、表示時間より少し短くレンジで加熱する。

2.チーズと海苔を丸型で型抜きするかハサミで切り、ミートボールの上にのせてレンジで10秒程度加熱する。

「まっくろくろすけ」の完成です。ポイントはチーズより海苔を少し小さくすることです。

包み揚げ

お弁当用の作り置きおかずを冷凍保存しているママは、多くいらっしゃることでしょう。ここでおすすめしたいのは、餃子の皮を使った作り置きおかずになります。

【材料】(1人分)
餃子の皮 3枚
ブロックベーコン 3カケ
ベビーチーズ 3個
水溶き片栗粉 小さじ1
揚げ油 適量

【作り方】
1.ブロックベーコンを、一口サイズに切っておく。

2.餃子の皮の周りに水溶き片栗粉を塗って、ブロックベーコンとベビーチーズを包む。

3.熱した揚げ油で揚げたら、完成。

餃子の皮に包む具はなんでもよいので、肉類や野菜類など子供の好みのものを使ってください。多めに作って冷凍保存しておくと、とても重宝します。

お弁当の簡単おかずレシピの紹介は、いかがでしたか?手軽に賢く、家族が喜ぶお弁当を作っていきたいですね。