「魔法のパン」作りに子どもと挑戦!初心者でも30分でできるって本当!?
みなさん30分でできる「魔法のパン」をご存知ですか?
「発酵」を電子レンジにお任せすることでパン作りの時間を大幅に短縮、そして考えるだけでも疲れる「こねる」作業はナシ!という、画期的なパン作りの手法で、料理ブロガーのゆーママさんが考案しました。2018年、SNSでも話題になりましたね。「史上最速で最短」「おいしい!」「楽ちん」との評判は本当なのか……?
パン作りなんて縁がないと思っていたたべぷろ編集部員Sが、子どもと挑戦してみました!
朝はパン♪ なら、作っちゃう?
朝はパン派の編集部員S宅では、食パン6枚切りを2日に1度は買っています。でも、なかなか好みのものに出会えない、原材料や添加物が気になる、いいものは高い、同じ商品ばかりだと飽きる…など悩みは多く、最近は「食パン難民化」していました。
むろん、手作りパンも考えました。朝、焼きたてパンの香りが漂うリビングなんて夢みたいです。が、パン作り経験ゼロの編集部員Sは二の足を踏んでいました。
だってだって……、私、せっかち&面倒くさがりなんです!
パン作りなんて日常ではなく、もはやイベント。そんな気力と体力と根気と忍耐力のいることはできない……(ガクッ)。
でも、「魔法のパン」の存在を知り、ゆーママさんの「初心者でも失敗しません」という文言を見て、やる気スイッチが「ON」になりました! こねる必要もないなら、気が楽です。思い立ったが吉日、だらだらとテレビを観ている5歳の娘を誘って一緒に作ってみることにしました。
一番重要なのは計量かも? そこさえクリアすれば楽勝です!
「パン作ろう!」と誘うと、「やりたい!!」と積極的な娘。テーブルの上に材料を揃えると1歳9か月の息子も寄ってきました。(なになに?なんかはじまるの?)
<材料>
強力粉 200g
砂糖 15g
塩 3g
インスタントドライイースト 5g
常温の牛乳 150g
溶かしたバター 15g
ゆーママさんいわく、失敗しないコツは正確に量ること。いつもは「大さじ〇杯」も目分量で済ます編集部員Sも、ここはしっかり1グラムの狂いもなく、量りました。
そして結論から言うと、「魔法のパン」の工程で最も気をつかったのは最初の分量の測定だけ。その後は驚くほど簡単に、さくさくと進みます。
子どもでもお手伝いできちゃうポイントがたくさん
作り方を時間とともにざっくり説明します。
1.耐熱ボウルに材料を入れる。牛乳は常温で。(30秒)
スプーンで混ぜたらバターを入れて、さらにざっくり混ぜます。(3分)
2.ボウルの中で押し混ぜ、ひとまとめに。(2分)
ふんわりラップをして…、
レンジで15秒。一度出して15秒押し混ぜて、もう一度レンジで15秒。(1分)
3.作業台(まな板で代用)に強力粉を振り(打ち粉)、生地を伸ばす。(4分)
10×20センチくらいだそうです。
4.8等分に切って丸める。(9分)
ここまでにかかった時間は19分30秒!
このあと、霧吹きをして10分ほど生地を休ませます。
5.あとは220度に予熱したオーブンで10分!
すぐに幸せな香りが部屋に充満してきました~。子どもたちも香りに胃袋を刺激され、そわそわしています。
できた~! かかった時間は…39分30秒!
初めてで、しかも子どもと一緒に作ってこの時間なら上出来です。
要領を覚えれば(さらに、ミニカーなどで作業を妨害するチビッ子がいなければ)、もっと短い時間でできるでしょう。朝から焼きたてパンも夢じゃないかも!?
さて、肝心のお味は…? もちもちふわふわ、ほんのり優しい甘さ! 焼きたてならではのおいしさです。「おいし~!!」「うま、うま」と止まらない子どもたち(と私)、あっという間に全部なくなってしまいました。
よっしゃ、もう一丁!2ラウンド目はチョコチップでアレンジ
調子に乗った娘が「もっと作りたい」と言うので、生地にチョコレートチップを混ぜたチョコチップパンも作りましたよ(生地と手の温度でチョコが溶けてマーブル状になってしまいましたが…)。
2回目は要領を得ていたので、ぴったり30分ほどで完成しました。
本当に簡単! この「魔法」で食パンやシナモンロールなどの菓子パン、チーズやコロッケを入れた惣菜パンなどのアレンジもできるようですよ。
クリスマスの食卓に出すのも良し! 冬休みに子どもと作ってみるのも良し! 寒い日、家の中にパンの焼ける香りが漂うと、幸せを感じます。
材料の分量や詳しいレシピは、動画もしくは、ゆーママさんのオフィシャルブログでチェックしてください。レシピ本『ゆーママの 30分でこねずにできる魔法のパン』(扶桑社ムック)も出ています。
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