パインアメで知られるパインと岩下食品は、相互コラボレーション商品を共同開発した。岩下食品から「岩下の新生姜パインアメ味」(40g、参考小売価格198円)を27日に、パインから「岩下の新生姜のど飴」(同80g、同200円)を9月3日に、それぞれ全国で発売する。また、「岩下の新生姜ミュージアム」では、9月2日まで夏休みイベントを開催している。

岩下の新生姜パインアメ味は、パインアメの甘酸っぱくジューシーな味わいを、岩下の新生姜のど飴は「岩下の新生姜」の爽やかな風味とやさしい辛味をいずれも忠実に再現した。「ショウガ」「のど飴」市場は秋から冬にかけて需要が高まる。

開発のきっかけは、パイン公式ツイッターアカウントの担当者と岩下和了社長がツイッターで知り合い、やりとりを見ていた一般消費者からコラボレーションの要望が複数寄せられたため、相互コラボレーションで商品化することになったという。

岩下の新生姜パインアメ味は、スライスした「岩下の新生姜」にパイナップル果汁を加えた。甘くて食べやすく、おやつやデザートとして提案している。

パインアメのデザインを踏襲したイエローにパイナップルを中央に配置したパッケージで、漬物売場でのインパクトは強烈。11月末までの期間限定商品。

パインの岩下の新生姜のど飴は、岩下食品が開発した“生姜を愛するあまりに濃縮しすぎた”という「岩下の新生姜パウダー(商品名=岩下の魔法生姜)」を使用し、岩下の新生姜をイメージしたピンク色のキャンデーに仕上げた。「岩下の新生姜」のパッケージデザインを踏襲し、キャンデー売場でも視認性の高いデザイン。

ミュージアムでは、随所で花火など夏の風物詩やピンクにこだわった空間とアトラクションが楽しめる。館内カフェでは「岩下の新生姜流しそうめん」など期間限定メニューを提供している。

◇日本食糧新聞2018年8月20日号の記事を転載しました。