カゴメは新宿プリンスホテルと共同で、1日に必要とされる野菜摂取量350gが取れるディナーコースを開発。31日まで新宿プリンスホテルブッフェダイニング「プリンスマルシェ」のディナーメニューで楽しめる。

今回のコースメニューは、同社の金野たかね管理栄養士が監修し、トマトや多種の野菜を使用し、彩りにもこだわるのが特徴。これは同社が取り組む、中食・外食に携わる事業者の課題を、野菜の情報や製品で解決を図る活動「ベジタブルソリューション」の一環で、両社の共同企画は今回が初となる。

今回のメニューは、トマトをふんだんに使用したメニュー8品を監修しており、同社のイタリア産野菜をカット・グリルした「農園風イタリアンミックス(冷凍)」や業務用「ダイストマト」などを使用、お子様メニューのサラダバーのドレッシングとして「野菜生活100(3倍濃縮)」を使用するなど、工夫を凝らしている。

野菜をおいしく無理なく楽しんでもらえるよう、サラダから炒め物、グラタン、スパゲティなどを用意。1日分の野菜相当量(350g以上)を想定したAコース、1日分の約半分(175g以上)を想定したBコース、子どもも喜んで食べられるメニュー(約250g以上)のCコースのラインアップ提案となる。

今後も「ニッポンの野菜不足をゼロにすべく」、さまざまな企業や自治体、団体と連携していく意向だ。

◇日本食糧新聞2018年8月10日号の記事を転載しました。