50周年を迎えた「ボンカレー」は、この夏、「ウルトラマン」と手を組む。大塚食品は50周年を記念して「ボンカレーゴールド ウルトラマン特別パッケージ」甘口・中辛・辛口を夏季限定で7月から順次発売するとともに、20日から始まる「ウルトラマンフェスティバル2018」でのタイアップメニュー提供など、“親子3代や家族”というテーマで50年目の夏を盛り上げていく。

6月26日に同社で開催したお披露目会で、金子忠晴執行役員製品部長は「『ボンカレー』は半世紀の間、日本の食卓に寄り添ってきた。日本を代表するお母さんの象徴として、女優の松山容子さんに50年にわたってトップセールスをしていただいたことを振り返ると、『ウルトラの母』も日本を代表するお母さんではないかと考えるに至った。『ウルトラマン』シリーズも夢を伝え続けて半世紀とのことで、この夏にご一緒させていただくことになった」とした。

また、金子部長は「今回は、家族というテーマもある。『ウルトラマン』は親子3代で楽しめるものであることから、夏休みに親子が集う『ウルトラマンフェスティバル』の会場でも伝えていきたい。女性の社会進出により、家事に、育児に、仕事にと頑張るお母さんだけでなく、お父さん、お子さんが力を合わせて、これからの50年を進んでいけたら、という思いをこめて、取り組んでいく」と意気込みを語った。

「ボンカレーゴールド ウルトラマン特別パッケージ」

今回、発売する「ウルトラマン特別パッケージ」はウルトラの父や母、ウルトラマンタロウが登場する全18種類となり、中には「ウルトラマン」のカラータイマーを模したパッケージもあるなど、遊び心もあふれている。

パッケージをコンプリートしたいというユーザーに対応し、全国の量販店やコンビニなどに加え「ウルトラマン」のECサイト「怪獣デパート」での販売を検討しているという。

箱ごと電子レンジ調理可能、具材には国産野菜を使用、常温で長期保存可能という、火を使わずに済む安全・安心感などを訴求し、夏休みに家族で楽しむシーンやレトルト製品という正しい価値や魅力を訴求し、次の50年に歩みを進める。

◇日本食糧新聞の2018年7月4日号を転載しました。