「カレーハウス すぷーん」は1996年に開業し、かれこれ22年間、地元のお客さんに愛され続けている。カレー専門店なので、もちろんメニューはカレーが基本だが、十数種類のトッピングを用意して、メニューのバリエーションを広げている。お客さんを食べ飽きさせず、常連客を獲得する工夫だ。

納豆カレーにかけると絶品

さらに、今どきは途中で料理の味に変化を出す“味変”が人気だが、同店ではすでに4~5年前から“味変アイテム”を提供している。それが「七味にんにく」。原材料は唐辛子、陳皮、ニンニク、黒ごま、白ごま、アオサ、麻の実、けしの実など。塩やうま味エキスなどは無添加。

ひとかけすると辛さは増すが、舌を刺すような感じはなくマイルドな辛さが加わる。ニンニクのコクとうま味が印象的で、通常の七味より香りが際立つ。

「どんなトッピングにも合いますが、特にお薦めなのが納豆カレー。納豆×カレー×七味にんにくの組み合わせは絶品ですよ。ドレッシングがかかっている卵サラダに、さらにたっぷりとかけるお客さまもいらっしゃいます」(山田真一郎店主)と、ファンをつかんでいる。

カレー専門店として地元で20年間以上、愛され続けている
【店舗情報】
「カレーハウス すぷーん」
所在地=東京都国分寺市西恋ヶ窪2-6-3

◇外食レストラン新聞の2018年6月4日号の記事を転載しました。