牛乳とトマトジュースを一緒に飲んで猛暑対策
ローソンとカゴメは、牛乳とトマトジュースを一緒に飲む新提案を、猛暑対策として展開する。7月24日から発売するローソンのカウンターの商品マチカフェで「アイスミルク」(税込み150円)と、カゴメのトマトジュースをタイアップ販売する。飲み合わせで抗酸化作用の高いリコピンの吸収や栄養バランスが良くなるという。そのほか、米飯、サラダ、スープなどでカゴメの高リコピントマトを使った新商品10品も投入する。
今回の提案について、8日の記者会見でローソンの竹増貞信社長は「カゴメというと思いつくのは野菜とトマト。ローソンのロゴマークも牛乳瓶でアメリカの牛乳屋が発祥。研究結果からリコピンの吸収が高まり、飲んでみるといけると感じた。両社を象徴する商品を組み合わせたところ、新しい味、新しい訴求ができるのではないか」と期待感を示した。
1日の野菜摂取を現状276gのところを350gに増やすことを目指すカゴメの寺田直行社長も「健康寿命の延伸としてローソンは10の健康テーマを掲げ、特に野菜を食べようという点に一致した」と両社の共通する思いが今回の企画につながった。
売場では「トマトジュースと牛乳を一緒に飲もう!」と提案するPOPを掲示し、ミルクとトマトジュースの前で展開することで来店客に訴求する。
◇日本食糧新聞の2018年6月13日号の記事を転載しました。
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