岡山県赤磐市在住のたべぷろ編集部員・にーやんゆりこです。岡山生まれ、岡山育ちで生粋の岡山人です。穏やかな瀬戸内海と気候に恵まれた岡山は肉・魚・果物・野菜・酒と食材全般が美味しく、とても気に入っています。
さて今回は「とりめし」がテーマです。鶏肉とごはんの組み合わせって美味しいですよね。そんな「とりめし」の岡山での食べ方をご紹介したいと思います。

岡山の「とりめし」は、鶏唐揚げを使う

「とりめし」と聞くと米と鶏肉を一緒に炊き込んだものや、鶏肉を米の中に混ぜ込んだものを想像される方が多いのではないでしょうか。ですが、岡山県の「とりめし」は、ご飯と鶏肉が混ぜ込まれていないのです。

岡山県岡山市「しんぱち」の「とりめし 600円」

まず、「とりめし」に使う鶏肉ですが、唐揚げを使います。白米と鶏唐揚げのコラボレーションです。ただ白米の上に鶏の唐揚げを乗せるだけなら、それは唐揚げ丼ですが、岡山の「とりめし」は、白米の上にスライスした鶏の唐揚げが乗っているスタイルです。つまり、層になっている状態なのです。

一番下の層は、白米。

そして白米の上に海苔を敷きます。

それからスライスした鶏唐揚げを乗せます。

このように3層になっているのが岡山スタイルの「とりめし」です。

味付けには、甘辛いタレをかけたり、鶏唐揚げにタレが絡んでいるものを乗せたりします。自宅では、夕食で残った鶏唐揚げを翌日の昼食に「とりめし」にして食べることもありますよ。我が家は、白米の上にスライスした鶏唐揚げを乗せ、きざみ海苔をかけて食べます。

岡山には有名店の「しんぱち」 を筆頭に、とりめしが食べられるお店はたくさんあります。岡山へお越しの際はぜひご賞味くださいね。

ほっかほっか亭やコンビニでも買える岡山スタイルの「とりめし」

岡山県まで来なくても、全国展開されている「ほっかほっか亭」では岡山スタイルの「とりめし」を食べることができます。

岡山県内の「ほっかほっか亭 」で購入した「とりめし(税込430円)」

すでに食べたことや見たことがある方もいると思いますが、「ほっかほっか亭」では「とりめし」 が販売されています。「とりめしのタレ」付きで、こってりしているように思えて、案外、ペロリと食が進む一品です。

白米に鶏唐揚げのスライスを乗せて食べる岡山スタイルの「とりめし」はコンビニでも見かけますね。

岡山県内のセブンイレブンで販売されていた「鶏めし(かつおだし香るタレ付き)」

セブンイレブンの「鶏めし(かつおだし香るタレ付き)」は、まさに岡山スタイルのとりめしです。

鶏唐揚げが残った時に白米と海苔で簡単にランチとして食べるのも良いですし、お店のお弁当を買って手軽に食べても良いですね。スタミナつけたい時に岡山スタイルの「とりめし」をぜひご賞味ください。