フランス北西部ノルマンディー地方在住のトラベルコーディネーター小川裕子です。
4月に入り、雨が降ったり止んだりの不安定なお天気が続いているノルマンディーです。冬の期間はお休みだった観光施設も、4月になると開園するところが多く、後は太陽を待つばかりです。
私が住んでいる 「ノルマンディーのスイス地区- Suisse Normande」は自然豊かな景観が魅力の観光地で、今回はここで美味しいパンを提供して下さっているBoulangerie Gautierさんに「ノルマンディー風タルト」の美味しい食べ方をうかがってきました。

グルメの宝庫!ノルマンディーの田舎村

「ノルマンディーのスイス地区」の中心地「Clécy クレシ―」は、スイスを思わせるような大自然の中にひっそりとたたずむ小さな田舎村です。人口1200人あまりの村ではありますが、新緑の季節になると 風光明媚な景色を楽しみにハイキングやツーリング客が多く訪れる隠れ家的な避暑地です。

ノルマンディーのスイス地区

またチーズやシードル工場も多数点在していて、グルメと自然の宝庫の地です。

この地に腰を据え10年というGautierさんご夫妻。「この素晴らしい景観と可愛らしい街並みに惹かれて、移り住んできたのよ」とお話をして下さった奥様・アメリさんは販売&経理を、ご主人のロマリックさんが美味しいパンやパティスリーを作っていらっしゃいます。

Boulangerie Gautier

伝統菓子「ノルマンディー風 タルト」

酪農が盛んなノルマンディー地方にあり、リンゴの名産地でもあるこの地域のデザートといえば、「リンゴ」「(ノルマンディー産の)クリームやバター」「林檎のお酒(シードルやカルバドス)」です。

今回は、お店でも大人気の「ノルマンディー風タルト」の美味しい食べ方についてうかがってきました。

レシピもうかがいたかったのですが、「これは秘蔵レシピなので…」と、残念ながら製造工程は見ることが出来ませんでした。が、美味しさの秘訣は 材料にもあるようです。

タルトのパイ生地に使われている素材は、地区内にある製粉工場で作られた小麦粉とフレッシュバターのみ。そしてりんごはもちろんのこと、カルバドス酒も同じく地元のBio農家のものを使用しているとのことでした。

クリーミーな味わいのタルト、お味は?

さて、お楽しみの試食です!
写真のように小さな四角い形のりんごがたっぷり並べられているのですが、口の中に入れると溶けてしまうほどに軟らかく煮込んであり、とてもクリーミーな味わいです。

Gautier夫妻がお勧めするのが、クリームやバニラアイスクリーム添え。一層美味しく食べられるそうです。

私もさっそく「塩バター風味のバニラアイス」を付け合わせて食べてみました。カルバドス酒のほのかな香りと、バニラアイスがほどよく口の中で絡み合い、優雅なティータイムとなりました。

これから観光シーズン到来。ノルマンディーのスイス地区は、大人から子供まで楽しめるアクティビティーがいっぱいあります。ぜひお越しくださいませ。

Boulangerie Gautier
8 Place du Tripot, 14570 Clécy