残念ながら(?)罰ゲームとしても使われがちな「ハバネロ」。実は野菜や果物がふんだんに使われて作られている商品もあること、ご存知でしたか? しかも、辛さや原料も様々なので、それぞれに特徴ある味わいが楽しめるんです。
辛くて旨いハバネロソースの魅力、そして幅広い料理の隠し味としてもおいしいハバネロの食べ方を、国内最大級の業務用食品・食材機器、容器の商談会「ファベックス2017」で聞いてきました!

ベリーズってどこ?

中央アメリカのユカタン半島南部に位置する国べリーズは、北はメキシコ、西と南はグアテマラに接し、東はカリブ海に面しています。亜熱帯性気候で、一年を通して温暖。
そんな土地で栽培されたベリーズ特産のハバネロ唐辛子と、新鮮な野菜や果物をふんだんに使って調理されたのが「マリーシャープス・ハバネロソース」です。

タバスコと何が違うの?

辛い調味料として思い浮かぶもののひとつに「タバスコ」がありますが、それと「マリーシャープス・ハバネロソース」は原材料が全く違います。

唐辛子・岩塩・穀物酢で作られる「タバスコ」に対して、「マリーシャープス・ハバネロソース」はそこに人参や玉ネギ、ライムなどの野菜果実も使われています。そのため野菜やハバネロの果肉がふんだんに入り、“食感”という点でも楽しめる――“辛くて旨い!”ハバネロソースなわけです。

ほどよい酸味は料理を引き立てる!

酸味が強い調味料は、料理の味を消してしまうこともありますが、ほどよい酸味の「マリーシャープス・ハバネロソース」は料理の味を邪魔しないという特徴もあります。調理後の使用はもちろん、調理中の隠し味としても使え“おいしい辛み”が堪能できる!

定番のピザやパスタ、タコスだけでなく、洋食であればハンバーグやオムレツ、サンドイッチ、和食なら焼き鳥やお好み焼き、牛丼と、とにかくどんな料理にも相性抜群のようです。

子どもの甘口カレーに物足りない大人の皆さん、これをひとふりするだけで、ピリッと辛みの効いた大人のカレーに大変身できますよ!

また、マヨネーズと合わせて野菜スティックのディップにしても、ハバネロのシャキシャキ食感が相まって、いつもと違うソースを味わえました。

 

サボテンやトマトフレーバー、燻製タイプも

全6種類ある中で、一番人気は<中辛(ホット)>タイプ。こちらは<大辛(ファイアリーホット)>、<激辛(ビーウェア・コマトスホット)>と辛さも3段階用意。

ここまでは想像の域でしたが、さらに3アイテムほど珍しい商品もありました。サボテンを使った<グリーンホット(中辛)>や、うまみも味わえるトマト風味の<トマトファイアリーホット(大辛)>、そして燻製が香る<スモーキーホット(中辛)>。

<スモーキーホット(中辛)>は“くん液”は使わず、燻製した唐辛子を原料にしているためかスモーキーな香りが最高!この燻製唐辛子は、古代マヤ人が親しんできた食材だとか。

 

“旨辛い”ハバネロソース、ぜひご堪能あれ!