広島県東広島市在住のたべぷろ編集部員・椛山瑛代です。夫の転勤で広島に来て早12年。 海の幸と山の幸に恵まれた広島暮らしを楽しんでいます。
ご存知でしたか？毎月20日は「発芽野菜の日」に制定されています。これは広島にある発芽野菜シェアNO1の村上農園が制定したもの。ついつい脇役になりやすい発芽野菜。実は栄養満点のスグレモノ。積極的に摂りたい野菜たちです。豆苗、ブロッコリースプラウトなど発芽野菜の魅力と意外な食べ方を紹介します。

スプラウトは植物の赤ちゃん

発芽野菜は「スプラウト」とも呼ばれ、発芽直後の植物の新芽のこと。代表的なスプラウトといえば、かいわれ大根や豆苗。もやしもスプラウトのひとつです。その歴史は意外と古くもやしは5千年前の古代中国で食され、かいわれ大根は日本の平安貴族が食した高級食材だったそう。

スプラウトは植物の赤ちゃん。これから大きくなろうと栄養やパワーに満ち、生命力にあふれています。種子の時よりも成長した野菜よりも、栄養や酵素をたっぷりと含んでいるので「天然のサプリメント」と呼ばれています。

上手に取り入れたい発芽野菜ですが、サラダにしたり炒めたり。意外とレパートリーがすくないもの。村上農園のHPには珍しいレシピがたくさん掲載されています。その中からぜひ挑戦したいレシピをご紹介します。

 

鮮やかな緑色を楽しむ☆豆苗バターケーキ

豆苗はグリーンピースの若葉でビタミンやミネラルの宝庫。ビタミンA（βカロテン）、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB6など健康美に欠かせない栄養が豊富に含まれています。活性酸素をブロックしてアンチエイジング効果も！？

そんな豆苗をケーキに。緑鮮やかなケーキが出来ました。ケーキからは豆苗の爽やかな香りが。豆苗は味の癖もなく、野菜嫌いのお子さんも喜んで食べてくれました。

卵と豆苗をミキサーで混ぜると、黄色い卵が綺麗な緑に 変わっていくのも楽しいです。簡単にできるので親子で作ってもいいですね。

 

カリッと美味しい☆豆苗ピザ餃子

同じく豆苗を使ったレシピ。豆苗が手軽にたっぷり食べられます。豆苗の風味と味はしっかりそのままで、ピザソースとチーズ味で食べやすくなっています。茹でた豆苗をピザソースとチーズと一緒に包んで揚げるだけ。パリパリとした食感が楽しく、おやつにもおつまみにもオススメ！もちろん夕飯の一品にもなる嬉しいメニューです。パリパリ感は減ってしまいますが、オーブンで焼いても。より手軽に味わえますよ。

 

巻き寿司感覚☆スプラウト海苔巻き

「予防医学」が生んだ高成分野菜のブロッコリースプラウト。「スルフォラファン」というファイトケミカルを高濃度に含む、発芽3日目のブロッコリーの新芽のこと。スルフォラファンを効率的に摂取するには、生でよく噛んで食べる！がポイントなんだそう。生のブロッコリースプラウトをたっぷりしっかり食べれるレシピがこちら。

スプラウトをご飯の代わりに海苔巻きにしています。中に巻く野菜はお好みで。食感も楽しくヘルシー。海苔の代わりに生春巻きで巻くのもいいですね。

 

普段はサラダを彩る名脇役の発芽野菜たちですが、実は栄養価も高いスグレモノたちです。季節や気候の影響も少なく、価格も比較的安定していて手に入りやすいのも嬉しいポイント。もっと気軽に活用していきたいですね。