岩下食品と松廼家は、それぞれの代表商品「岩下の新生姜」と「とりめし」のコラボレーション弁当「岩下の新生姜とりめし」を、4月1日から6月30日まで販売する。「『本物の出会い 栃木』デスティネーションキャンペーン実行委員会」と、JRグループが連携して開催する「本物の出会い 栃木」デスティネーションキャンペーンに合わせて商品化した新ご当地コラボレーション弁当で、JR宇都宮駅在来線改札内の松廼家売店と岩下の新生姜ミュージアムで販売する。

松廼家は、栃木ならでは駅弁開発で地元食材を模索する中、岩下の新生姜に着目し、人気駅弁「とりめし」とコラボさせた。松廼家は1893年創業、駅弁発祥の地といわれる宇都宮駅で駅弁をはじめとする弁当を作り続ける老舗。岩下食品も1899年創業で、ともに栃木で長く愛されてきた地元企業同士のコラボは、JR東日本の協力で実現した。

インパクトあるパッケージデザインの「岩下の新生姜とりめし」

既存の駅弁をベースに、ご飯とおかずに岩下の新生姜を使用した。鶏肉は「いっこく野州どり」100%。

「岩下の新生姜衣の鶏からあげ」は、みじん切りの新ショウガを衣に混ぜ込んだ。「鶏つくね岩下の新生姜入り油淋鶏ソース」は鶏つくねに、みじん切りの新ショウガを使用した油淋鶏ソースを絡めた。

「ピンクの味付けたまご~うずら卵の岩下漬け~」は、新ショウガのピンク色の液で味付け(通称=岩下漬け)した。箸休めの「人参の岩下漬けとクルミのマリネマスタード仕立て」はウズラ卵同様、液漬けした千切りニンジンをクルミとあえ、マスタードで味を引き締めた。

◇日本食糧新聞の2018年2月23日号の記事を転載しました。