ネスレ日本は19日、「キットカット　温泉饅頭味」（写真）を全国の温泉地での販売を開始した。「キットカット」は、02年に発売した〈夕張メロン味〉を皮切りとする全国のご当地土産シリーズや、抹茶や日本酒味などさまざまなフレーバーシリーズを通じて、日本人だけでなく、訪日外国人観光客が選ぶ定番土産として支持されてきた。さらなる土産市場を開拓するために、「究極のリラックススポット」として多くの観光客を引き付ける温泉地に注目し、温泉地限定シリーズ第1弾として、「キットカット　贅沢抹茶」を17年秋に発売し多くの反響を得た。

今回、第2弾として、温泉まんじゅうをイメージした新商品「キットカット　温泉饅頭味」の販売を〈北海道〉登別温泉、〈東北〉秋保温泉、いわき温泉、〈関東〉鬼怒川温泉、那須温泉、〈中部〉湯沢温泉、箱根温泉、熱海温泉、伊東温泉、石和温泉、下呂温泉、宇奈月温泉、加賀温泉、飛騨/高山温泉、〈近畿〉草津温泉、有馬温泉、白浜温泉、〈中四国〉道後温泉、玉造温泉、〈九州〉別府温泉、湯布院温泉–などで開始した。

同品は、「キットカット」を温泉まんじゅうに見立てて開発。外側のチョコレートはまんじゅう風の薄い茶褐色に仕上げ、中のウエハースにアズキパウダー入りクリームをサンドした。パッケージデザインは、温泉地土産として人気のキャラクター「ねこ百景」とコラボ。

個包装にも、湯あがり気分をテーマにした14種類のデザインが施され、心和む見た目も楽しむことができる。14枚、900円（税抜き）。

◇日本食糧新聞の2018年2月23日号の記事を転載しました。