コカ・コーラシステムが展開するトクホ(特定保健用食品)ブレンド茶「からだすこやか茶W」は18年、さらなる進化を図る。“脂肪の吸収を抑え、糖の吸収を穏やかにする”という二つの機能を訴求する「W」の文字を強調するパッケージデザインに一新。また、「脂肪にも糖にも『Wではたらく』」という機能理解の促進を高めるべく、男女ユーザーに向け、情報発信力が高いアイドルの指原莉乃(HKT48)を起用した新コミュニケーションの展開で、さらなる新規ユーザーの獲得を目指す。

近年、伸長を続けていたトクホ無糖茶市場の勢いが鈍化傾向にある中、同品は17年、金額ベースでシェア2位に躍進。その品質の高さと味わいの良さが認められ、「モンドセレクション金賞」を3年連続(15~17年)で受賞するなど、堅調に推移している。

伊藤修平日本コカ・コーラマーケティング本部ティーカテゴリー紅茶・機能性茶グループマネージャーは「同品を認知しながら、未体験のユーザーは2000万人も存在しており、“脂肪だけではなく、糖にもはたらく”という特徴を訴求し、トライアルにつなげたい。“低糖質”や“糖質オフ”など、糖質への関心の高まりを捉え、『糖はやがて脂肪に変わる』という気付きを与えることで、さらなる商品理解と飲用拡大を図りたい」と語る。

新コミュニケーションとして、TVCMの放映に加え、日本各地から厳選した48種類の「ごはんのお供」を日替わりでプレゼントするキャンペーンや惣菜売場での店頭販促の実施などで認知拡大を目指す。

6日に開催した日本コカ・コーラ「からだすこやか茶W」新CM発表会に登場した指原は「適度な運動とともに『からだすこやか茶W』を飲んで、健康的な生活を送ってください」とあいさつ。また、来場者に向け、「からだすこやか茶~」と呼びかけ、来場者が「ダブル~」と返すコール&レスポンスで同アイテムの飲用を呼びかけた。

◇日本食糧新聞の2018年2月16日号の記事を転載しました。