「日本は、義理チョコをやめよう。」–1日付の日本経済新聞に掲載された欧州の大手チョコレートメーカーの広告が話題を呼んでいる。これに反応したのが、東京駅一番街地下1階「東京おかしランド」イベントスペースで義理チョコ専門店「義理チョコショップ」を展開する有楽製菓だ。1日、公式ツイッターで「とある広告が話題のようですね。よそはよそ、うちはうち。みんなちがって、みんないい。ということで有楽製菓は引き続き『日頃の感謝を伝えるきっかけ』として義理チョコ文化を応援いたします」とコメントし大きな反響を呼んだ。

そこで、あらためて同社の義理チョコに対する考えを聞いてみた。

同社では、義理チョコ文化を「周囲への気遣いや協調性を大切にする国民性によって生み出された、欧米にはない日本独自の文化」と位置付けた上で、その意義を「SNSの発達などにより、学校や職場でも生の会話が減りつつある現代社会において、『国民的行事として、普段伝えられない日ごろの感謝を伝える日』を持つことは、周囲との温かい人間関係を築き、コミュニケーションを深める上でも有意義なことと」と強調した。

さらに「安価で『一目で義理とわかるチョコ』であれば、贈り手も受け手も余計な誤解を生む恐れもなく、お財布にも優しく、純粋に感謝の気持ちのみを伝えることができます。1個30円の主力商品『ブラックサンダー』を義理チョコと明言する当社では、今後も義理チョコを日本が世界に誇る文化として後世にも伝承されていくように、全力で応援してまいります」と宣言する。

なお、同社が14日まで展開する、義理チョコ専門店「義理チョコショップ」は、1日20個限定の「ブラックサンダー大 金粉」や同50個限定の「生ブラックサンダー2018 金粉」は、連日販売開始前から整理券を求める行列ができ販売開始と同時に完売するなど盛況だという。

◇日本食糧新聞の2018年2月9日号の記事を転載しました。