料理研究家が実践!冬野菜を長持ちさせる保存方法
BIO料理研究家の倉岡生夏です。今、野菜が高騰してますよね。でも冬なので、本来なら夏より野菜の数が少なく高騰するのは当たり前なのです。冬のお野菜は日持ちをします。どうやったら野菜を長持ちさせられるでしょうか?
根菜類のお野菜はどれくらいの期間もつの?
わたしは料理教室で生徒さんからこういう質問をされます。
- すぐ使いきれないキャベツや白菜、大根はどのように保存したらいいの?
- 一週間くらい日持ちしますか?
- 冷蔵庫に大根を入れていたらしわくちゃになっていました。
- 土がついている野菜は洗っていいの?
みなさんも同じようなことを考えたことがあるかもしれません。確かに大根を冷蔵庫にそのままいれておくとビックリ。こうなります・・・
水分が抜けて固くしわくちゃになってしまいます。きちんと保存をすれば長持ちさせることが出来るんです。
私が実践している三ヶ月は冬野菜がもつ方法
もともと冬野菜は収穫してから漬物にしたり、冷蔵庫や屋外でしっかり保管してひと冬食べるもの。最近のように、食べたい時にスーパーに買いにいくものではありませんでした。
今では保管する場所が少なかったり、食べる分だけあればいいというのが普通だと思いますが、せっかく買ったお野菜が悪くなってしまうのは残念ですよね。ひと手間加えれば、野菜を長持ちさせられるのです。
我が家の冷蔵庫の野菜室はこうなっています。
一見、なんの野菜が入っているかわからないですよね。奥の長いものが大根、手間が白菜、キャベツという感じになっています。
こちらは白菜です。
冷蔵庫にそのままいれると乾燥してシワシワになります。ジップロックなどの保存袋やビニール袋にそのままいれると、数日間はもちますが、野菜から水分が出て腐る原因になります。
なので、新聞紙などでしっかり野菜を覆い水分が出ても吸収できるようにします。
そしてビニール袋やジップロックにいれてしっかり空気をぬきます。
この状態であれば、乾燥や水分が出て腐ることも防げて長持ちします。長い期間、冷蔵庫に入れていて新聞紙が水分でびしゃびしゃになっていたら取り替えれば大丈夫です。大根やキャベツも同様です。
野菜を買った時にこのひと手間を加えるだけで、長持ちします。冷蔵庫に入りきらない場合は、この時期でしたらベランダなど屋外でダンボールの中に同じ保存方法で保管すれば大丈夫です。
土がついたままのごぼうやジャガイモは洗ってから同様に新聞紙でくるみ、ビニール袋にいれてください。ごぼうはそのままにしておくとすぐ細くなってしまいます。
シワシワになったごぼうで、ごぼうティー
たまに、ごぼうがこんなにシワシワに細くなってしまうことがありませんか?
固くなってしまって、煮物とかにも使えないときに、ごぼうティーがおすすめです。しっかり洗ったごぼうを熱湯にいれて少したつと、ごぼうの出汁がでてきます。
あっという間にごぼうティーの出来上がり!
私は、この方法で野菜を長持ちさせています。腐ったところは取っていけば大丈夫です。白菜など外の葉が少し腐ってきても、中は綺麗だったりするので、最後まで大切に食べてくださいね。ぜひ皆さんも試してみてください。
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