メリーチョコレートカムパニーは、毎年恒例の「バレンタイン今どき川柳募集」の入選作を決定し公表した。バレンタインをテーマにした川柳公募に、メールやはがきで全国から2万6000作品の応募があった。審査の上100句が「第21回バレンタイン今どき川柳傑作選」に選ばれ、入選作者100人に同社「エスプリド メリー35個入り」が贈られる。

さらにその中から優秀作に選ばれた10人には、17年秋に発売された新商品の焼菓子「サヴール ド メリー29枚入り」がプラスでプレゼントされる。

21回目の今回は、17年に話題となった「忖度」「ちーがーうーだーろー!」「謙虚に」などの政治がらみ、「王手」「詰め」「ひふみん」といった藤井聡太四段や加藤一二三氏の活躍による将棋ブームから生まれた言葉。さらには卓球界のホープ張本智和選手の雄たけび「チョレイ」、日本人初の陸上男子100m走で9秒台を達成した桐生祥秀選手の「10秒の壁」などスポーツ界の話題のほか、「インスタ映え」ブルゾンちえみさんの「35億」「ワンオペ育児」などにからめた作品が多く集まった。

「第21回バレンタイン今どき川柳傑作選」100句に選ばれた作品は、インターネットでも発表する。また、入選作はリーフレットに収載され、バレンタイン期間中、全国百貨店のメリーショップで配布する。

優秀作「義理なのか・忖度なのか・悩むチョコ」「俺のチョコ・黙って食う嫁・ちーがーうーだーろー」「本命は・上空通過・ライバルへ」「俺よりも・ひふみん似の父・チョコ多い」など10作品が選ばれた。

◇日本食糧新聞の2018年1月19日号の記事を転載しました。