UHA味覚糖と近畿大学(大阪府東大阪市)は、同大アカデミックシアター内にある共同運営の産学連携ラボが企画したハードグミ商品「近大発めし」を17日から発売している。学内の売店で販売し、販売目標の800個を達成した場合、一般発売も予定している。

産学連携ラボ「KISS LABO」では、学部横断型プロジェクトとして、月1回程度、薬・法・経営・理工・文芸・総合社会の各学部の学生や同社社員が集まり、商品開発に向けた企画会議の中で、同社の「忍者めし」とコラボ商品を開発した。コラボ商品は今回で4度目だが、「KISS LABO」から生まれたのは初。

脳の活性化を図るため、かみごたえのあるハードグミを選び、学生への聞き取りで人気の高かったマンゴー味にオレンジを加えることでリフレッシュ感をアップさせた。

また、勉強や研究でパソコンを長時間使う人のためにβカロテンを配合。パッケージは「忍者めし」を踏襲しながら、開発に携わった学生7人と担当教員の多賀淳薬学部准教授をモデルにした8種類のパッケージを制作した。

価格(同大学生協販売予定価格)は102円(税込み)。同大学生活協同組合コンビニプラム(東大阪市小若江3-4-1)で販売される。

◇日本食糧新聞の2017年11月24日号の記事を転載しました。