風光明媚な平等院にインスパイア…自然体になれる宇治のスタバ
スターバックスコーヒージャパンは3月31日、世界文化遺産「平等院」の表参道に「スターバックスコーヒー京都宇治平等院表参道店」(写真)をオープンした。京都中心部には多数展開しているが、洛南エリアでの出店は初めて。春は宇治川の桜並木、夏は平等院の新緑、秋は紅葉を借景にする絶好のロケーションの店舗となった。
同店のコンセプトは歴史ある宇治、風光明媚(めいび)な平等院にインスパイアされ、和の文化を融合させた空間で、宇治のお茶文化をアイデアソースに一服のお茶をいただく時の心が落ち着く様を思い描いた「自然体になれる場所」。
参道側に前庭を設け、宇治の街並みに調和するように切妻屋根や軒下には縁側のような半屋外の客席も設置し、店内には茶箱蓋を使ったアート作品や漆塗りとコーヒー豆の麻袋で作ったアートワークなどの装飾を施し、前庭や裏庭の木々が眺められる大きなガラス窓と通常店より低く設定したテーブルで周囲の景色が存分に眺められるデザインとなった。
〈京都宇治平等院表参道店〉▽所在地=京都府宇治市宇治蓮華21-18▽営業時間=午前8時~午後8時▽店舗面積=142.132平方m▽席数=店内41席・テラス19席の全60席
◇日本食糧新聞の2017年4月7日号の記事を転載しました。
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