カルビーは、「フルグラ」のオリジナルレシピコンテストやQUOカード・レシピブックが当たる「カルビー フルグラ みんなのレシピWキャンペーン」を実施する。
12日、東京都内で開催した発表会で藤原かおり執行役員フルグラ事業本部長は、「フルグラ」の売上高が2010年の31億円が、16年に292億円にまで成長し、ご飯、パンに続く第3の朝食という新カテゴリーの創造に成功したと説明。次の目標である500億円に向け、新規顧客の獲得が重要との考えを示した上で、「フルグラ愛用者のオリジナルの食べ方をシェアすることで、朝食の楽しみ方を広げ、トライアルにつなげる」とした。

発表会には、「フルグラ」イメージキャラクターを務める相葉雅紀が登場し、「お手本レシピ」を披露した。藤原本部長は相葉を起用したTVCMの反響について、「ブランド認知率が約30%から50%に向上した」と説明。

また、これまでの「フルグラ」の食べ方提案について、牛乳かヨーグルトと一緒にという定番に加え、豆乳と合わせてやカレーと合わせてなどの食べ方提案をメーカー発信で行ってきた。今回のキャンペーンを機に、今後は「フルグラ」愛用者のオリジナルの食べ方をシェアすることで、朝食の楽しみ方を広げ、トライアルの獲得とユーザーの購入頻度の向上につなげる構えだ。

キャンペーンは、誰でも参加できるグラノーラを使った、「グラノーラインスタ映えレシピコンテスト」と「フルグラ」を購入し応募すると抽選でオリジナルレシピブックやQUOカードが当たる「QUOカード&レシピブックプレゼント」の二つの企画で展開する。

◇日本食糧新聞の2017年10月20日号の記事を転載しました。