焼酎スタイリストyukikoです。焼酎を気軽に楽しむ方法として、コンビニやスーパーで売られている「缶チューハイ」があります。チューハイブームとも言える現在、店頭ではさまざまな種類の缶チューハイが出回っています。レモンやライム、オレンジなどのテイストもいろいろあって、食事や用途に合わせて選ぶのが楽しい缶チューハイなのです。今回は、焼酎を気軽に楽しむ方法として「缶チューハイ」について紹介します。

プシュッと開けたらすぐ飲める!缶チューハイとは?

自分でお酒を割らずに、缶を手に取ってプシュッと開ければすぐ飲める……そんな気軽さがあるのが「缶チューハイ」です。

「チューハイ」とは、「焼酎ハイボール」ともいわれ、もともとは焼酎を炭酸などで割ったアルコール飲料のことを指します。1980年代に流行したチューハイブームを受けて、気軽に飲めるように缶タイプのチューハイとして発売されたのが“缶チューハイ”なのです。代表的なのが、宝酒造の「タカラcanチューハイ」。この名前をご存じの方も多いのではないでしょうか。


焼酎をベースにして作られた「タカラcanチューハイ」のなかでも、よくコンビニやスーパーで見かけるのが〈レモン〉です。アルコール度数は8%で、シチリア産手摘みレモンを使用しています。焼酎のスッキリとした口当たりとレモンの爽やかな香りが特徴の缶チューハイです。

最近では、「缶チューハイ」のジャンルに入るアルコール飲料が増えてきました。どこが違うの?……そのような質問をいただくことも多いので、現在売られている「チューハイ」について触れてみましょう。

「缶チューハイ」の種類はさまざま。自分好みの「缶チューハイ」の選び方

「チューハイ」は、もともと「焼酎ハイボール」を表したものと先ほどお伝えしました。では、世の中に出ている「缶チューハイ」は、すべて焼酎ベースか……と言われると、そうではないのです。

コンビニやスーパーに並んでいる缶チューハイをよく見てみると、焼酎ベースではないチューハイやハイボールもあります。「チューハイ」には法律上の規定や厳密な区分けがないため、焼酎以外にウォッカなどの蒸留酒をベースにしているものもあり、現在では広い意味でのアルコール飲料とされています。割り材も、炭酸以外のもので割ることもあり、柑橘系果汁やウーロン茶、緑茶などが用いられることも。

ここでは、焼酎以外で割っている「チューハイ」をご紹介します。


(写真左)KIRIN「本搾り」は、ウォッカとレモンリキュール、レモンが使用されています。アルコール度数は6%。爽やかなレモンの酸味を活かすために、アルコール度数はそれほど高くしていないのが特徴です。

(写真右)サントリー「STRONG ZERO ダブルレモン」も、ウォッカを用いたチューハイです。スキッとする飲みごたえを出した商品のため、アルコール度数は9%と少し高めです。

どちらの商品も「チューハイ」と呼ばれていても、使用されているベースのお酒はウォッカです。ラベルには、ウォッカも属している「スピリッツ」(蒸留酒のこと)と書かれています。

よくよく見ると、焼酎ベースだったり、ウォッカベースだったり、ウイスキーベースだったりと種類豊富な「缶チューハイ」の世界。ベースの違いで飲み比べてみるのも面白いですよ!

冷凍食品を活用して、焼酎ベースの缶チューハイをおいしく楽しもう!


手軽さを極めるなら、ぜひ一度試してほしいのが、現在、食のブームにもなっている冷凍食品。数年前までは、冷凍食品といえばお弁当に使用するイメージが強かったのですが、今は食卓に上がるほど品質も向上して、日常に溶け込んだアイテムになっています。

焼酎ベースの缶チューハイ(ここでは「タカラcanチューハイ」をセレクト)におすすめなのが、テーブルマーク「ごっつ旨いお好み焼」です。豚玉と、エビとイカが入った海鮮の2種類があります。レンジで500Wの場合は約7分。紙製のトレーもついていて、とにかく簡単なんです。


関西出身の友人も「冷凍食品とは思えないほど、ふんわりしている!」と驚いたほど。このふんわり感と甘くてコクのあるソースが、キレのある焼酎ベースの缶チューハイによく合います。

どちらもスーパーで購入できる商品です。ぜひみなさんもお試しくださいね。