口に広がる豊潤なうまみと華やかな香り…新時代のカレールウ
ハウス食品は2月20日から新時代のカレールウ「きわだちカレー」(「コクがきわだつ中辛(155g〈4皿分〉)と「スパイスがきわだつ辛口(134g〈4皿分〉)」(ともにオープン価格)を全国で発売した。「きわだちカレー」は濃縮ペーストルウタイプで同社の独自技術を組み合わせた新製法「素材いきいき製法」により従来のカレールウでは表現できなかった味わいを実現した。
「素材いきいき製法」はチャツネやトマトペーストなど風味豊かでみずみずしい原料(高水分原料)を多く使用。
また、スタータースパイスの技法を応用したスパイスを焙煎して香りを高めてそのまま粗びきした香り高い焙煎スパイスオイルを使用するなど、製造時の熱ダメージを極力抑えて仕上げ、素材が持つ豊かなうまみや香りを生かしている。このほか、低温殺菌を行うことで風味の減少を抑えている。これら複数の独自技術(特許出願中)の組み合わせで、従来のカレールウではできなかった口に広がる豊潤なうまみと華やかな香りを実現した。
〈コクがきわだつ 中辛〉はふわっと口に広がるチャツネとトマトの濃厚なうまみと粗びきスパイスの香りが特徴。〈スパイスがきわだつ 辛口〉はふわっと口に広がる粗びきスパイスの華やかな香りとキレのある辛さが特徴だ。
西田太常務取締役は「当社の『バーモントカレー』がカレーを日本の国民食となるのに大きく貢献したと自負している。その後、食を巡る環境は変化が続いており、現在は価値創造のイノベーションが必要だ。今回の『きわだちカレー』は新時代のカレー開発を目指し、満を持して投入する。響き合う豊潤がうまみと香りをぜひ楽しんでいただきたい」と「きわだちカレー」の浸透に自信をみせた。
3月にはV6の井ノ原快彦を起用したTVCMを集中出稿して、店頭試食を全国のべ3000店舗(年間4000店舗)で計画するなど各種プロモーションを積極的に行い「きわだちカレー」の製品認知度向上に努める。
◇日本食糧新聞の2017年3月1日号の記事を転載しました。
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