明治は「きのこの山の日」イベントを11日「山の日」に、東京タワーと東京都庁で実施した。昨年の「きのこの山の日」の取組みに東京都が賛同し、今年は「明治×東京都 きのこの山の日&東京の山の日」として開催された。東京のシンボルである東京タワーと東京都庁を会場に、昨年の「きのこの山びこ」イベントに加え、東京タワーを山に見立てた「きのこの山のぼり」「冷やしきのこの山」サンプリングなどが行われた。

10日のプレスイベントにはスペシャルゲストとして、「山のように大きい」シドニーオリンピック柔道銀メダリストの篠原信一が、「きのこの山」にちなんだきのこヘアーと山登りファッションで登場。小池百合子東京都知事もビデオメッセージで参加した。小池知事は「東京には素敵な山がたくさんある。都会の真ん中でさまざまな山体験をしていただくことで、より東京の山々を身近に感じ、もっと自然公園にお出掛けいただければ」とメッセージを寄せた。

続いて、篠原と同様のファッションに身を包んだきのこチルドレンが登場し、篠原と一緒に「きのこの山びこ」体験に挑戦した。スクリーンに向かって「ヤッホー!」と叫んだ声の大きさに応じて「きのこの山」がプレゼントとして返ってくる仕組みで、2人以上で参加することで高得点を狙うことができる。

篠原は東京タワーを山に見立てた「きのこの山のぼり」にもチャレンジ。山頂(大展望台)まで登ることで、「きのこの雲取山」「きのこの高尾山」といった東京の山限定パッケージの「きのこの山」がプレゼントされる。山頂まで登り切った篠原は「登れば登るほど『きのこの山』がもらえるし、登りながら東京の山についても勉強できる」とアピールした。

11日のイベントは、東京タワーのほか東京都庁でも行われ、「きのこの山」パッケージを利用した工作体験イベントなどが実施された。

◇日本食糧新聞の2017年8月18日号の記事を転載しました。