普段の料理をおいしく豪華に仕上げたい–。日本海水が発売した「かんたん塩釜焼きの素」は、そんな消費者の願望をかなえてくれる新商品。手間のかかる塩釜焼きが簡単に作れるため、パーティーやアウトドアでの使用に最適だ。調理する食材と同量の塩を使うため、塩の消費量拡大に貢献できる商品として、スーパーやホームセンターでの販売を提案する。

塩釜焼きとは卵白を混ぜた塩で魚や肉を包み込み、オーブンなどで蒸し焼きにする料理。水分が外に逃げないためうまみをギュッと凝縮できる。宴席でよく食べられ、食材はタイや牛肉などシンプルなものが使用される。

同商品はあらかじめ塩に乾燥卵白が混ぜてあるため、水を加えて練るだけで誰でも簡単に塩釜焼の素が作れる。あとは食材を包み込み、オーブンで焼くだけ。「混ぜる」「包む」「焼く」の3ステップで本格的な塩釜焼きが完成する。

パーティーやアウトドアでの利用を想定し、スーパーだけでなくホームセンターやキャンプ用品店にも売り込む。業務用として飲食店やホテル・レストランへの販売促進も行う。また、全国の料理教室とタイアップした提案も進める予定。

◇日本食糧新聞の2017年8月14日号の記事を転載しました。