代謝を高め、しっかり汗をかくことが次の季節への準備に。汗をかいたら水分、ビタミン、ミネラルを含む夏野菜で補って、身体を整えましょう。中でもトマトは強い味方ですね。トマトは抗酸化作用のあるカロテノイドである赤色色素のリコピンのほか、ビタミン類もバランスよく含んでいます。うま味成分もたっぷり。薬膳学では、身体にこもった熱を取り、のどの渇きをいやして潤いを与えます。胃腸を整え、消化を促進する働きもあります。

【材料】(2人分)
ミニトマト 8個
白きくらげ 2~3枚
きゅうり 1/2本
菊花 1個
ローリエ 1枚
赤唐辛子 1本

A 酢 1/2カップ
A 水 大さじ3
A 砂糖 大さじ1
A 塩 少々

【作り方】

  1. ミニトマトはヘタをとり、熱湯にくぐらせて、湯むきする。白きくらげは水でもどしてから、ゆでて、食べやすくちぎる。きゅうりは、3cmの棒状に切る。
  2. 小鍋にAを合わせて、ひと煮立ちさせる。
  3. (2)に(1)と種をとって半分に切った唐辛子・ローリエを入れてつける。
  4. 菊花はガクをとって、酢少々(分量外)を入れた熱湯でさっとゆでて、マリネの上にちらす。
    ※白きくらげと菊花はなくてもOKです。

※エネルギー47kcal たんぱく質1.0g 塩分0.5g(1人分)
(管理栄養士・国際薬膳師岡本正子)

◇百菜元気新聞の2022年8月1日号の記事を転載しました。