岩下食品は7月12日から、泡までピンクな「岩下の新生姜」ビール「NEW GINGER BEER(330ml800円)」を新生姜ミュージアムのショップと館内カフェのメニューとして提供している。

アルコールメニューは初めて。サンクトガーレンと共同開発し、岩下の新生姜の香りを楽しむビールとして商品化した。岩下食品オンラインショップでも販売する。これまで、ピンクジンジャーエール、ポテトチップス岩下の新生姜味、ピンクニュージンジャーカリー(レトルトカレー)など、食品から雑貨までさまざまな商品を企画、開発、販売してきた。

岩下の新生姜はおつまみとしての利用も多く、新生姜味のビールがあればとの発想で老舗の地ビール蔵、サンクトガーレンとの共同開発に着手、コクのあるエールビールをベースに商品化した。

アメリカンホップの華やかな香りと深いコクに、岩下の新生姜の風味と喉越しの刺激が融合。一般的なビールと比べ1.2倍の麦芽、2倍のホップを使用し岩下の新生姜の粉末(商品名「岩下の魔法生姜」)を加えて醸造した。香りや味わいに加えて、泡の色まで岩下の新生姜のピンク色。

ミュージアムの館内カフェでは、ビールとおつまみのセットメニュー(1000円)で提供している。おつまみは、プレートメニューの副菜やサイドメニューで提供中の「新生姜とちくわのくるくる巻き」。

館内では9月3日まで、撮影スポットとして人気の「世界一大きな新生姜ヘッド」に、岩下の新生姜と花火をモチーフにしたプロジェクションマッピングを映写するなど夏休みイベントを開催している。

◇日本食糧新聞の2017年7月26日号の記事を転載しました。