大泉工場の「KOMBUCHA SHIP(コンブチャ・シップ)」が、ブレイクの予感だ。同品は、オーガニックの国産茶葉を発酵させたスパークリングティー。2017年ごろから、海外では新タイプの発酵飲料「KOMBUCHA」の人気が急上昇しており、アメリカのグローサリーストアなどでもKOMBUCHAの量り売り用サーバーを設置する店が増えている。発酵ドリンクならではのまろやかな風味と健康感が注目され、アンテナ感度の高い層を中心に、好んで購入されているという。

「KOMBUCHA SHIP」の味わいは、特徴的だ。発酵飲料らしい柔らかな口当りで、白ブドウと洋ナシを合わせたようなフルーティーな風味がある。さらに、従来のソフトドリンクにはない大きな魅力として、料理の味を引き立ててくれる点が上げられる。

「ORIGINAL(オリジナル)」「YUZU(ユズ)」「SHISO(シソ)」「KUWA(クワ)」の4つのフレーバーを揃えている/各250mlボトル

まろやかさがあるノンアルコールワインといったイメージで、「料理とのマリアージュ」が楽しめる大人のスパークリング飲料なのだ。フレンチ、イタリアン、洋食、エスニックなどの強い味わいの料理はもちろん、繊細な和食にもマッチし、和食店での採用も急増している。

「KOMBUCHA」とは茶葉に糖類を加えて発酵させた飲料で、いわゆる「昆布茶」とはまた別物。腸内環境を整え、アンチエイジング効果が期待できるなど、発酵飲料ならではの健康感からも、近年注目されている。大泉工場の「KOMBUCHA_SHIP」は、加熱殺菌処理する一般的な「KOMBUCHA」とは異なり、ナチュラルな非加熱製法を採用している。

「KOMBUCHA_SHIPは無農薬・有機栽培の茶葉にきび砂糖とてんさい糖を加えて発酵させた微炭酸飲料。シュワシュワとした爽やかな炭酸と柔らかな口当り、フルーティーな風味が特徴。糖類は発酵過程で分解されるため、250mlボトル1本分で45kcalと低カロリーなのもうれしい。

◇外食レストラン新聞の2022年2月7日号の記事を転載しました。