初夏はトマトをサラダでいただきましょう。β-カロテン、リコピン、ビタミンC、カリウム、クエン酸をたくさん取り入れて。糖度が高いフルーツトマト。水やりを控えて根が伸びる範囲を制限したり肥料吸収を抑える育て方をすると、トマトは自ら糖分を蓄えます。ミニトマトはヘタをつけずに収穫した長細系の品種が人気。調理も簡単、ゼリー質が少ないのでトマトが苦手な人にも。さっと洗ってスナック感覚で。赤い色は気持ちもアップしますよ。

トマトクイズ

<Q1> フルーツトマトを栽培中に与えるのを抑えるものは?
A:水分
B:肥料
C:日光

<Q2> トマト総量の生産量トップはどこ?
A:熊本県
B:高知県
C:北海道

<Q3 おいしいトマトを見分ける時のポイントは〇〇〇マーク?
A:トマト
B:リッチ
C:スター

モッツァレラとミニトマトのカップブーケサラダ

【材料】(4個分)
リーフレタス 2枚
ミニトマト(小) 10個
サーモン(刺身用) 6切れ
生ハム 6枚
モッツァレラチーズ(ひと口タイプ) 8個
「キユーピー テイスティドレッシング イタリアン」 適量
「サラダクラブ 北海道コーン(ホール)」 1/2袋

【作り方】

  1. リーフレタスは冷水にさらして水気をきり、半分に切る。
  2. サーモンは花の形に6個巻く。
  3. 生ハムは1枚を長さ半分に切り、端から巻き、さらにそのまわりにもう1枚ふんわりと巻き、花の形を6個つくる。
  4. ラッピングシートに(1)を敷き、円すい状に巻く。
  5. グラスに(4)を入れ、半分に切ったミニトマトとモッツァレラチーズを入れる。グラス2つに(2)を3個ずつのせ、残りのグラスに(3)を3個ずつのせる。
  6. (5)にコーンを盛りつける。
  7. (6)グラスの下部にリボンを結ぶ。

レシピ:キユーピー

トマトクイズの答え

<Q1>答え:A
フルーツトマトとは、品種のことではなく栽培時に水分を抑えることで糖度を上げたトマトの総称。水やりを少なくすることで、根を伸びにくくしたり養分を吸収しにくくしたりしてトマトにストレスを与え、糖分を蓄えさせます。フルーツトマトに糖度の基準はありませんが、糖度が8度以上のものが多く、中には10度以上になるものもあります。

<Q2> 答え:A
熊本県はトマト総量における日本の生産量トップを誇り、シェアは約18%で伸長傾向にあります。北海道は第2位で、シェアは約8%です。

<Q3> 答え:C
おしりの部分に放射状に広がる線のことをスターマークといい、線がはっきりとしているものの方がおいしいとされています。品種によってはスターマークが出にくいものもありますが、選ぶ際の目安とすると良いでしょう。

◇百菜元気新聞の2022年5月1日号の記事を転載しました。