今回はさば味噌煮缶で作る麻婆なすのレシピをご紹介します。混ぜてレンジでチンするだけなので、作業時間は5分。15分で食卓へ。味噌煮缶で味付けできるので調味料も少ないです。子どもが魚と野菜をパクパク食べてくれますよ。

さば味噌煮缶で麻婆なす

パプリカを加えることで、彩りとビタミンをアップ!

【材料】(2人分)
さば缶(味噌煮) 1缶
なす 中2本(200g)
パプリカ(赤) 1/2個
きざみ青ねぎ 25g

A しょうが(チューブ) 1.5cm
A にんにく(チューブ) 1.5cm
A オイスターソース 大さじ1/2

B 片栗粉 小さじ1
B 水 小さじ2
ゴマ油 小さじ1

【作り方】
1.なすは約1cm厚さのいちょう切りにする。パプリカ(赤)は約2cm角のさいの目に切る。
2.耐熱ボウルに、さば缶(汁ごと)・(1)・刻み青ねぎ・Aを入れ、さばをスプーンでほぐしながら混ぜ、ラップをかけ、レンジ600Wで8分加熱する。

※なすは縦切りではなく、いちょう切りにすることで、食べた時に繊維がひっかからず柔らかくなるので、子どもも食べやすいです。

3.取り出し、Bで作った水溶き片栗粉とごま油を加えてよく混ぜ、ラップをかけず600Wで1分加熱する。

※子ども用で辛みがないので、大人は好みで食べる時にラー油を足してください。

さば味噌煮缶で時短&好き嫌い克服!

今回使用したのは、マルハニチロさばみそ煮です。1缶190g(総量)で約200円とお財布にもやさしいです。

そのままでも美味しいさば味噌煮缶ですが、メイン食材&調味料の2つの役割を果たし、さまざまなお料理にアレンジできます。調味料が少なく、すでに火が通っているため時短になり、働くママの強い味方。さらに、子どもの魚嫌い・野菜嫌い克服にも役立つんです!

子どもが魚を嫌う理由のひとつが「骨」。しかし、さば味噌煮缶なら骨まで柔らかく気になりません。カルシウムが摂れるのも良いですね。

また、さば味噌煮缶の甘い味付けによって、野菜がとっても食べやすくなります。今回のレシピでも、なすが甘くとろとろになり、子どもさんのなす嫌いも克服できますよ。

【働くママへのエール】子どもが魚と野菜を喜んでパクパク!

働くママにとって、毎日の食事作りについての大きな悩みは、「時間がない」と「子どもの好き嫌い」だと思います。特に魚と野菜は、子どもが嫌いになりがちだけど、ママが子どもに食べてもらいたい食材ですよね。

そのため、今回は市販品をうまく利用することで、時短にもなり、かつ子どもの魚嫌い・野菜嫌いを克服できる一石二鳥のレシピをご紹介しました!働くママのお役に立てたらうれしいなと思っています。

時短レシピでママの負担が減って笑顔になれば、子どもたちもハッピー。

(キッズ食育マスタートレーナー 河埜玲子 @reiko.kono