こんにちは!管理栄養士の山崎です。ワーママにとって夕食作りは時間との勝負ですよね。今回は電子レンジのみで作るバターチキンカレーのレシピを紹介します。包丁も使わないので、洗い物を少なく済みますよ。バターチキンカレーというとカロリーも高く、こってりしたイメージがありませんか? しかし、このレシピでは、市販のカレールウではなく、カレー粉を使用し、トマトの缶詰が半缶も入っているため、見た目以上にさっぱりしています。さらに、トマトの栄養もたっぷり含まれているため、お子様にもおすすめしたいカレーになっています。

レンジ調理のみのバターチキンカレー

【材料】(2人分)
鶏もも肉(唐揚げ用) 200g
フライドオニオン 30g →(玉ねぎ1/4玉でも代用可)
トマト缶(カット) 1/2缶
ピーナッツバター 大さじ1 →(バター20gでも代用可)
カレー粉 小さじ2
トマトケチャップ 大さじ1
にんにくチューブ 小さじ1
塩 小さじ1/4
牛乳 100cc

【作り方】
1.耐熱ボウルに、牛乳以外の材料を全て入れる。ふんわりラップをし、500W・6分加熱する。

2.(1)に牛乳を入れよく混ぜ、さらに2分加熱する。

3.お皿にご飯を盛り付け、カレーをかける。

飾りでブロッコリー・乾燥パセリ・フライドオニオンを飾っています

フライドオニオンやピーナッツバターがない場合は、生のたまねぎや、普通のバターに代用可能ですが、フライドオニオンはたまねぎの旨味が凝縮しているため、入れることでコクのあるカレーに仕上がります。本場のバターチキンカレーはカシューナッツを細かくすりつぶして入れますが、今回はそれに近づけるため、ピーナッツバターを使用しています。

また、水は一切使用せずトマト缶の水分だけで作っているため、しっかりとした味のカレーになっています。

包丁を使わず時短!

鶏肉は唐揚げ用のお肉を購入することで、包丁を使わずにそのまま料理に使うことができます。トマト缶は、ホール缶ではなくカット缶を選ぶことで裏ごしの必要がありません。玉ねぎはフライドオニオンを使用することで、玉ねぎを切る工程がなく、さらに旨味が増すため、生の玉ねぎよりも美味しく仕上げることができます。

ピーナッツバターを使用することで、バターとナッツを用意せず、簡単に本格的な味に仕上げることができます。

気になる塩分や栄養素は?

市販のカレールウで作ると、1食当たり2g~2.5gの塩分量ですが、今回のバターチキンカレーは、1食の塩分量は1.3gと少な目に仕上がっています。塩分が少ないからといって、味が薄いということではなく、トマトやフライドオニオン、ピーナッツバターの旨味によって、塩分量が少なくても美味しく仕上がっているのです。

また、トマトは生のものよりも加熱したトマトを取り入れることで、身体の老化を防止するといわれているリコピンの吸収率が4倍以上になると言われているため、カレーなどトマトを加熱する料理はとてもおすすめです。

余ったカレーは保存用袋で冷凍保存も可能です。多めに作って冷凍するのも良いですね!ぜひお試しください。