こんにちは!管理栄養士で料理家の岡田みなみです。今回はワーママに嬉しい炊飯器で同時に主食と主菜の2品が作れるレシピをご紹介します。下準備さえしておけば、帰ってきて炊飯器に材料をセットするだけ!お肉の仕込みは前日の夜か当日の朝に行い、炊飯器のスイッチを入れている間にさっとスープだけ作れば夕飯の完成♪ 時短でも満足感のある食卓になりますよ。

同時に作れるタンドリーチキンとツナピラフのレシピ

【材料】(4人分)
<タンドリーチキン>
鶏もも肉 小2枚(400g)
A  プレーンヨーグルト 山盛り大さじ2 (70〜80g)
A  カレー粉 大さじ1/2
A  ケチャップ 大さじ1
A  砂糖 小さじ1/2
A  塩 小さじ2/3
A  こしょう 少々
A  おろしにんにく 小さじ1/3
A  おろししょうが 小さじ1/3

キャベツ 2枚

<ツナピラフ>
米 2合
ツナ缶 1缶
冷凍ミックスベジタブル 80g

B  酒 大さじ2
B  塩 小さじ1/3
B  こしょう 少々
B  コンソメ 大さじ1/2

水 適量

有塩バター 10g

【事前の準備】
袋にAを入れて混ぜ、鶏もも肉を加えてさらに揉み込み、冷蔵庫で保存する。米は洗米し、ザルにあげて冷蔵庫に入れておく。

【作り方】

1.炊飯器の内釜に洗米した米・Bを入れ、内釜のメモリ2合より2〜3mmほど下まで水を入れ、さっと混ぜて平らにならす。

2.缶汁を切ったツナ缶・ミックスベジタブルを加えて平らにならす。

3.キャベツ・タンドリーチキンの順にのせ、炊飯器の早炊き機能で炊飯する。

※お使いの炊飯器によって火の加熱時間や火の入り具合が異なる場合があります。鶏肉に完全に火が通っていない場合はレンジで追加加熱し完全に火を通しましょう。

4.炊きあがったら、タンドリーチキン・キャベツを取り出し、有塩バターを加えてピラフを混ぜる。

5.タンドリーチキンとキャベツは食べやすい大きさに切る。

炊飯器は万能調理家電!

ほとんどのご家庭で使われている炊飯器。実は万能な調理家電なのをご存知ですか?白ご飯や炊き込みご飯を作るのはもちろん、煮物やケーキなどのお菓子も作ることができます。

今回、炊飯器で作った2品を作るポイントはキャベツ。キャベツで仕切りをすることで炊飯器に2品分の材料を一緒に入れても、味が混ざらずに2つの料理と味を楽しめます。具材として野菜を摂れるのも嬉しいですよね。

そして、ご家族にはこんなに簡単・楽チンに2品仕上げたことを気がつかれずに食卓を楽しめるのはワーママには嬉しいポイントですよね!

炊飯時間を上手に活用してもう1品!

炊飯器で主食と主菜の2品が完成すれば、あと1品あれば立派な献立に。炊飯時間も上手に活用してもう1品作ってしまいましょう。

おすすめはミニトマトやレタス、冷凍ほうれん草、乾燥わかめ、卵、水煮のミックスビーンズなど包丁を使わずにそのまま使える食材を使った具沢山スープ。仕切りにしたキャベツやピラフにも野菜が入っていますので、具沢山スープがあればバランスの良い夕飯の完成です!

また、タンドリーチキンで使った鶏肉はカット済みの唐揚げ用を使い、出来上がったキャベツはハサミで切るなど、全ての調理を包丁を使わずに作ることもできます。

今回は鶏肉に下味をつけて調理しましたが、豚肉や牛肉、魚でも応用できます。下味をつけるのが面倒な時は塩鮭を使ってもOK! 使う食材や味を変えればバリエーション豊かな炊飯器で同時2品調理。是非お好きな食材でアレンジして、バリエーションをお楽しみ下さいね。